仙台育英・上林誠知選手、9打数1安打で甲子園終える、進路はプロへ

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 夏の高校野球、甲子園大会では常総学院vs仙台育英の対戦があり、1-4で仙台育英が敗れた。

 4番センターでプロから注目されている上林誠知選手は、初戦の浦和学院戦で4打数0安打、この日も4打数1安打に終わり、甲子園で活躍を見せる事は出来なかった。宮城大会では準決勝、決勝でホームランを放つなど調子は上向きだったが、その決勝戦で右足首を捻挫をしていたことがわかった。初戦では浦和学院・小島和哉投手の強気の攻めもあり、自分のバッティングができなかった。

 試合後に上林選手は「野球人生が終わったわけではない。上の世界に挑戦できるのであれば頑張りたい」と話しプロ志望を表明した。この甲子園でどんなバッティングをするかで上位候補として残すかどうかという判断をした球団もあるのではないかと思うが、上林選手や強肩や足もある大型外野手で、昨年から特大弾を見せるなど評価はそれほど変わらないだろう。

仙台育英・上林、不完全燃焼も“プロ宣言”  - サンケイスポーツ:2013/8/16

 第95回全国高校野球選手権大会第8日(常総学院4-1仙台育英、15日、甲子園)主砲の上林は「(敗れてすぐ)浦和学院に申し訳ない、と浮かんだ。終わった気も負けた気もしない」と、涙なく淡々と語った。六回に今大会初安打となる中前打を放ったが、2戦計9打数1安打と完全燃焼とはいえなかった。今秋のドラフト候補は「野球人生が終わったわけではない。上(プロ)の世界に挑戦できるのであれば頑張りたい」と、“プロ宣言”し、甲子園を去った。

 01年センバツ決勝で敗れた常総学院の前にまたもや涙をのみ、仙台育英が2回戦で姿を消した。

 プロ注目の主将・上林誠知が4回無死一、三塁で右飛を放つも、右翼・吉成の好返球で三塁走者・菊名裕貴が本塁で憤死。菊名のソロで1点差に迫った8回1死では、強烈な打球も投直に倒れ4打数1安打。「いつも後半に逆転するので信じていたけど、今日は運がなかった」と唇をかんだ。実は宮城大会決勝で右足首を捻挫。本調子にはほど遠かったが「自分のスイングができなかった」と言い訳はしなかった。

 昨秋の明治神宮大会で優勝。1回戦ではセンバツV校の浦和学院を撃破した東北の雄の早すぎる敗戦。上林は「目標がある。もっとうまくなって日本を代表する選手になりたい」とプロ志望を示唆し甲子園を去った。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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