昨年の夏の甲子園で優勝投手となった前橋育英の高橋光成投手も、今年の初練習を行った。広島、福岡ソフトバンク、北海道日本ハムの3球団のスカウトが視察に訪れた。
150km/hに
この日は2時間半の練習を行った。昨年の18Uワールドカップではわずかな登板に終わったものの、松井裕樹投手、安楽智大投手などとブルペン話をし、特に昨年のドラフトで5球団から指名された東北楽天・松井裕樹投手から「体のケアやトレーニング法などを聞きました」と話している。
この日は長短ダッシュや片足スクワットなど、松井投手のトレーニングを取り入れた。188cmの長身から既に148km/hを投げるが、まだ線の細さがある。目標となるのは150km/hの大台で、170cm前半の身長ながら147km/hを投げた松井裕樹投手の強靭な下半身を取り入れれば、150km/hを達成する事はできるだろう。
ドラフト1位に
この日は、広島、福岡ソフトバンク、北海道日本ハムの3球団のスカウトが訪れた。センバツ出場は逃したが、春季大会、夏の大会と注目はまして行くだろう。気がかりは夏の甲子園優勝以降、18Uでは登板せず秋季大会も1回戦で敗れてしまい、まともな投球を見せていない事。まずは3月から行われる練習試合で、昨年夏の序盤のような角度のあるストレートを見せることができれば、ドラフト1位は確実となるだろう。
ドラフト会議では済美高の安楽智大投手、早大の有原航平投手、亜大の山崎康晃と評価が並んでくるのではないかと思う。各球団の駆け引きが行われそうだ。
昨夏の甲子園で初出場初優勝した前橋育英高(群馬)が5日、練習始めを行い、昨夏の甲子園V腕・高橋光成(こうな)投手(2年)が最速150キロ超えを宣言した。
昨夏の甲子園V右腕・高橋は、今年のテーマに150キロ超えを掲げた。この日は前橋市内の同校グラウンドで始動。昨秋は県大会で敗れセンバツ出場は絶望的だが、秋以降のトレーニングで体重は昨夏の82キロから85キロと増量に成功しており、右腕は「下半身を鍛えて、150キロ超えを目指したい。自分はプロ入りが目標。チームとしては甲子園です」と夏連覇を視野に入れていた。
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