高校野球春季大会も佳境を迎えている。茨城大会では常総学院と霞ヶ浦が決勝を戦い、常総学院の今年のエース・金子雄太投手が143km/hを記録し8回を1失点に抑えて優勝した。千葉大会では専大松戸の185cmの2年生・原嵩投手が松戸国際を7安打で完封し決勝に勝ち上がった。
常総学院
昨年は飯田晴海投手という18Uワールドカップの日本代表にも選出された好投手がいた常総学院、今年も好投手がいる。金子雄太投手は172cmと身長はそれほど無いが、この日は最速143km/hを記録し、スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球で8回を1失点に抑えて優勝に貢献した。
金子投手はこの大会3試合に登板して四死球はわずか1つと抜群の制球力がある。常総学院は今年も夏の最有力と見られる。
2試合連続完封
また千葉大会では専大松戸が決勝進出を決めた。今年、北海道日本ハムで4勝を挙げている上沢直之投手(2011年ドラフト6位)は専大松戸出身、今年は上沢投手以上の素質と言われる185cmの2年生・原嵩投手が注目されている。
原投手は昨年の春季関東大会で夏に優勝した前橋育英戦に登板して公式戦デビューをし、その後も成長を続けていた。今春は流通経済大柏戦で1失点完投で優勝候補を破ると、準決勝の松戸国際戦では7安打完封で決勝進出、関東大会進出を決めた。
来年のドラフト上位指名の可能性もある原嵩投手には関東大会でも注目が集まりそうだ。
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