盛岡大付・松本裕樹投手が11奪三振完投、千葉ロッテなど5球団視察

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 春季高校野球岩手大会では盛岡大付vs一関学院の準決勝が行われ、盛岡大付の150km/h右腕・松本裕樹投手が、9回を7安打11奪三振1失点で完投し勝利を挙げた。この試合には5球団6人のスカウトが視察に訪れた。

打っても4打数3安打2打点

 松本裕樹投手は183cmの右腕投手で1年時から安楽智大投手とともに注目されていた投手で、先日の盛岡地区予選で150km/hを記録した。

 この日は最速145km/hを記録し、7安打を許しながらも11三振を奪い1失点で勝利した。また打っても4番に入り4打数3安打2打点と打撃でも高い評価をされている。

 松本投手は「直球は走っていると思った。低めにしっかり集められてよかった」と話した。昨年のセンバツ大会で甲子園で登板し、安田学園戦、敦賀気比戦で好投を見せたが、当時も最速で140km/h中盤を記録していたもののコントロールを重視して130km/h台後半のストレートが中心だった。

 しかし3年生となり140km/h台のストレートをコントロールできる投手となり、一回り成長している。

 

5球団6人のスカウト視察、安楽、高橋と双璧

 この試合には巨人、阪神、埼玉西武、千葉ロッテ、北海道日本ハムの5球団6人のスカウトが視察した。千葉ロッテ・永野スカウトは「器用さや体の強さがある。安楽、高橋と双璧でしょう」と話すと、巨人・榑松スカウトは「初速と終速の差が少ない伸びのある球を投げている」と球の質を評価した。

 昨年センバツ準優勝の済美・安楽智大投手、そして昨夏優勝の高橋光成投手と並ぶ評価をされている松本裕樹投手、これから夏に向けて一気に評価が高まりそうで、ドラフト1位にもリストアップする球団もでてくるだろう。

 

 スタンドには巨人、阪神、西武、ロッテ、日本ハムの5球団計6人のスカウト陣が集結。盛岡地区予選で記録した150キロは出なかったが、阪神スカウトのスピードガンで145キロを計測した。打ち気をそらすようなスライダーやチェンジアップなどの変化球を巧みに使う投球術も披露。ロッテ・永野スカウトは「器用さや体の強さがある。(昨春甲子園準Vの愛媛・済美の)安楽、(昨夏甲子園Vの群馬・前橋育英の)高橋と双璧でしょう」と高校トップ級の評価。巨人・榑松スカウトは「初速と終速の差が少ない伸びのある球を投げている」と分析した。

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