高校野球は今日12地区で開幕をする。九州は福岡など6地区が開幕するが、福岡大会には二人のドラフト上位候補捕手がいる。
通算34本塁打の清水優心選手
九州国際大付の清水優心選手は、既に複数球団がドラフト上位候補にリストアップした事が報じられるなど、注目度の高い捕手だ。2年までに27本塁打を記録し、その中で推計130mの特大ホームランもあった。また184cmの大型捕手でセカンドまで1.8秒というプロでもトップクラスの肩がある。
その清水選手だが3年になってから7本しかホームランを打てていない。身体のキレを出すために体重を3kg減量したそうだが、それにより飛距離が出なくなったようだ。今は元の体重に戻したそうだが、ホームランよりもチームの勝利にこだわる。
それには2つの理由がある。1つ目は昨年夏に初戦で0-3でまさかの敗退となってしまった事。もうひとつは恩師・若生監督がこの夏で退任する事。恩師に最後の夏の甲子園をの想いはナイン全員の想いだ。
セカンドまで1.76秒の山川晃司捕手
またもう一人全国クラスの捕手が福岡にいる。福岡工大城東の山川晃司選手はセカンドまでの送球が最速で1.76秒、平均で1.8秒というプロでもあまり見られない強肩を見せる。
また昨年までは7本塁打だったが、3年春に10本を量産し通算17本まで伸ばした。こちらも184cmの身体がありプロも注目している。
直接プレーを見たことがないという二人、お互いに勝ち上がって対戦した時、果たしてどんな試合になるのか楽しみだ。
城島2世は俺だ、福岡工大城東・山川、九州国際大付・清水 - 西日本スポーツ紙面 2014/7/5
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