都立雪谷・鈴木優投手が4失点完投、日米9球団のスカウトが視察

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 都立雪谷が城北と対戦し、プロ注目のエース・鈴木優投手が4失点完投で勝利した。この試合には日米9球団のスカウトが視察に訪れ、注目度の高さを示した。

9回9奪三振、141km/h

 鈴木優投手は181cmから145km/hを投げ、昨年の夏の大会での活躍を見せるなど注目されていた。この日は9回を完投し最速は141km/h止まり、7安打で4失点と内容としてはあまり良くなかった。

 それでもレッドソックスの上原投手を参考にしたというスプリットで、9回で9つの三振を奪った。4点を失ったものの「ピンチに冷静になれた」とそれ以上の失点を許さなかった。

 

日米9球団のスカウト集結

 この日は、北海道日本ハム、埼玉西武など日米合わせて9球団のスカウトが集まった。北海道日本ハムの今成スカウトは「要所を締められる貴重な投手」と話すと、西武・奥園満編成部部長は「バランスがいい体つきだし、変化球も多い」と評価した。

 181cmからの145km/hに腕の振りが良く変化球もあるという事で評価は高そうだ。しかしドラフト会議では指名されるかされないかという所であると思う。

 昨年夏は144km/hを投げ7回1安打無失点に抑えるなど連続無失点を続けて注目された。ドラフト指名確実となるためには、昨年のような活躍が必要かもしれない。

 “都立の星”は「あこがれはダルビッシュ投手」と語るとおり、181センチの長身から角度のある直球を意識。最速は141キロを計時した。空振りを奪ったスプリットはRソックス・上原の小さく落ちる変化を研究した。ネット裏ではプロ8球団のスカウトが集結。日本ハム・今成スカウトは「要所を締められる貴重な投手」と失点しながらも試合を作る能力を評価した。

 目黒四中では主に捕手だったが、高校入学後から本格的に投手に転向し、1年秋からエースナンバーを背負う。持ち球は直球とカーブだけだったが、最後の夏に向け、スプリット、スライダー、ツーシームを習得した。この日は自身の最速に4キロ及ばない141キロ止まりだったが、ネット裏には日米9球団のスカウトが集結。西武・奥園満編成部部長は「バランスがいい体つきだし、変化球も多い」と評価した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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