東海大菅生が優勝、センバツ出場当確

高校野球ドラフトニュース2015年ドラフトニュース

 来春のセンバツ、そして今週開幕する明治神宮大会にまた楽しみな選手が出場を決めた。東海大菅生のエースで3番を打つ勝俣翔貴投手がこの日も投打に活躍を見せた。

センバツ出場当確

 東海大菅生はこの日は二松学舎大付と決勝で対戦し、一昨日の準決勝で法政大高を4安打8奪三振で1失点に抑えて完投した勝俣翔貴投手が登板すると、疲れも残っているのだろう3回にはヒット2本の後に2点タイムリー3ベースヒットを許す。合計8安打を許したものの得意のスライダーで打たせて取り、その後は得点を与えなかった。奪三振は3つだった。

 また打っては4打数2安打、6回にはヒットでチャンスを作って1点につなげると、8回には2アウトランナー無しの場面でヒットで出塁し、逆転の2点を奪うきっかけとなった。144球を投げて8安打2失点、これでセンバツ出場は確定的となり、「今は信じられないです」と話した。

 

プロ注目

 勝俣選手には既にプロが注目している。最速142km/hの投手として、また長打力もある打者としても評価が高く、東北楽天や巨人、中日のスカウトが視察に訪れている。

 来春のセンバツには県岐阜商の高橋純平投手、仙台育英・佐藤世那投手、敦賀気比・平沼翔太投手など注目投手が出場しそうだが、勝俣選手も注目の一人として取り上げられそうだ。

 そして今週14日から始まる明治神宮大会では、15日に強打の静岡高校と対戦する。まずは強打線を前にどんなピッチングをするのかが注目だろう。

  逆転し、1点リードで迎えた9回。2死満塁のピンチを、勝俣は冷静に見つめていた。「いつも自分で(ピンチを)作るので…走者を気にせず、打者に集中しました」。最後は二飛。マウンド上は、寒さが吹き飛ぶ歓喜、熱気に包まれた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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