帝京三・茶谷健太投手に阪神など3球団が注目

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 春季高校野球関東大会、帝京三はエースの茶谷健太投手が1失点完投で勝利した。185cmの145km/h右腕に阪神などプロ3球団のスカウトが注目した。

多彩な変化球で8奪三振

 茶谷健太投手は185cmの長身があり、最速145km/hだが、130km/h台のストレートはキレがあり、多彩な変化球を織り交ぜて打ち取る投手で、この日もスライダー、カーブなど5種類の変化球を駆使しして1失点で完投した。

 5回に自らの悪送球から1失点するものの、7回以降の3イニングもおちついて三者凡退に抑えた。それでも奪三振は8つ、四死球も1つとコントロールも安定していた。「制球重視で8割くらいの力で投げた」とこの日はコントロール重視のピッチングをしたことを明かした。

 

阪神など評価

 この試合では阪神、横浜DeNA、千葉ロッテなどのスカウトが視察し、阪神の中尾スカウトは「体を鍛えれば、もっと良くなる。」と評価した。

 茶谷投手は185cmの身長があるが、まだ線が細く球速も130km/h台が多い。しかしコントロールなど投手のセンスが高く、プロに入って体重を5kg程増して、球速を常時140km/h台まで持ってくれば、大型右腕として楽しみな投手になりそうだ。

 今日はセンバツベスト4の浦和学院と対戦する。制球重視でいくのか、それとも目いっぱいの力勝負を挑むのか、注目したい。

春季高校野球(2015)関東大会の対戦カードと注目選手一覧 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

茶谷の巧投ぶり、スカウト高評価 日刊スポーツ紙面 2015/5/17

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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