最速148km/h、大分商・森下暢仁投手が甲子園狙う

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 夏の高校野球大分大会の組み合わせ抽選が行われた。10球団が注目した最速148km/h右腕、大分商・森下暢仁投手が甲子園出場を目指す。

ドラフト上位候補

 森下暢仁投手は、2年時には145km/hを投げて注目され、冬にろっ骨を骨折して2か月間投球ができなかったが、今年3月の慶応高校との練習試合で最速148km/hを記録、1安打で完封し周囲を驚かせた。「体ができて、球速が一気に伸びた」と故障時にしっかりと体力を強化し、急成長を見せた。

 春の大分大会では、大分豊府戦で7回参考ながらノーヒットノーランを記録し、東海大相模との練習試合でも10三振を奪って2失点完投、吉田凌投手、小笠原慎之介投手と投げ合い、10球団29人のスカウトが視察をしている。

 

甲子園へ

 森下投手は2年前の甲子園でもベンチ入りをしていた。しかしまだ遊撃手としてプレーしており、内野手の控えだった。その時、エースとして登板していたのは2年生だった笠谷俊介投手で、笠谷選手は昨年のドラフト4位で福岡ソフトバンクに指名された。

 「笠谷さんを見てきて、自分も笠谷さん以上の練習をすればプロを目指せると思った」と、笠谷選手を越える事を一心に練習をし、投手に転向して1年半で、投手としてドラフト上位候補にも入る選手となった。

 あとは、まだ出場をしていない甲子園のグラウンドに立ち、実績も伴った上で秋のドラフト会議を迎えたい。「夏は自分が全部投げるつもりで、チーム一丸となって甲子園に行きたい」と森下投手は話した。

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徹底した送球練習で培った無駄のないフォームと長い手足が相まって「体ができて、球速が一気に伸びた」。今年3月の慶応(神奈川)との練習試合で148キロを出し、1安打完封して一躍注目の的になった。今春大分県大会では7回参考ながらノーヒットノーランも達成した。

森下・大分商、聖地へ全部投げる 西日本スポーツ紙面 2015/6/18

 

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