高校生の注目野手も続々と名前が挙げられている。中京大中京の伊藤寛士選手は、高校通算42本塁打の捕手、広陵高で野球部の主将の他に生徒会長も務めるスラッガー・喜多真吾選手が注目。
関東遠征で手応え
中京大中京は2009年に夏の甲子園を制覇し、2010年にも甲子園に出場しているが、その後5年間は甲子園に出場できていない。その中京大中京に期待の選手がいる。伊藤寛士選手は173cmだが86kgとがっしりとした捕手で高校通算42本塁打の右のスラッガーとしてプロも注目している。
6月にチームが関東遠征をおこない、慶応高戦ではホームランを、日大三戦ではタイムリー2ベースを共に右中間に放ち、「僕は引っ張りタイプではない。センターから右方向に強い打球が飛ぶのがいい状態」と話している。
大阪桐蔭だった森友哉捕手が171cmで高校通算41本塁打だが、プロで1年目から大活躍を見せる。伊藤選手にも期待したい。
抜群のリーダーシップ
広陵高校は今年は185cmの大型スラッガー・喜多真吾選手が主将を務める。主将といっても名門・広陵は171人の野球部員がおり、リーダーシップが必要だ。しかし伊藤選手は1年生から主軸を打つと昨年は5番ファーストとしてチームを甲子園に出場、甲子園では初戦の三重戦で2つの死球を受けて3打数ノーヒットに終わりチームも初戦敗退したものの、1年時からの活躍やリーダーシップが評価され、秋から主将に指名された。
また昨年の後期生徒会長を務めるなど、リーダーシップは野球部だけにとどまらない。185cmながら50m6.2秒の足もあり身体能力も注目されている。
1年秋から主軸を担う。身長185センチ。その体格から生み出されるパンチ力に、左右に打ち分けるミート力も兼ね備える。広島では屈指の強打者の1人だ。
主将を任されたことが、さらなる成長につながった。部員数は県内屈指の171人。大所帯を束ねるためには、広い視野が必要とされる。これが打撃に好影響を及ぼした。「チーム全体を見るようになってから、打席の中で冷静になれるようになった」
1年秋から主軸を担う。身長185センチ。その体格から生み出されるパンチ力に、左右に打ち分けるミート力も兼ね備える。広島では屈指の強打者の1人だ。
主将を任されたことが、さらなる成長につながった。部員数は県内屈指の171人。大所帯を束ねるためには、広い視野が必要とされる。これが打撃に好影響を及ぼした。「チーム全体を見るようになってから、打席の中で冷静になれるようになった」
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