大阪桐蔭出身選手がプロ野球で大活躍を見せているが、2012年には藤浪晋太郎投手、2013年には森友哉選手がドラフト1位指名、2014年にも香月一也選手が千葉ロッテにドラフト5位指名された。履正社などの強豪から毎年のようにプロ野球選手を生み出す注目の大阪、今年も注目候補は他の都道府県より頭一つ抜き出ているが、例年に比べるてドラフト注目度はBとした。
地区
大阪桐蔭と履正社の甲子園独占状態が続く。しかし組合せ抽選ではこの両校が初戦で対戦する波乱の組み合わせとなり、甲子園から遠ざかっているチームも意気込みを見せる。
上宮太子、関大北陽、PL学園も力を見せるが、春は大阪偕星学園が決勝に出場し、決勝でも大阪桐蔭を1-5と苦しめた。また大商大高なども力を付けており、古豪の私学が甲子園から遠ざかり始めている。
注目選手
履正社の永谷暢章投手が187cmから149km/hの速球を投げ、2年生で出場したセンバツ大会では、投球内容の良さも見せている。その後、結果を残せておらず、2年生の寺島成輝投手の加入により登板機会も少なくなっているが、その素質は評価され続け注目され続けている。この夏が正念場と言える。寺島投手は来年のドラフトの目玉候補。
大阪桐蔭は遊撃手の福田光輝選手の守備力は高く評価できる。また青柳昴樹選手も2年時には注目されていた。センバツなどであまり結果を見せられず現在は大学などでという評価になっていると思うが、昨年夏のメンバーのように夏に成長を見せる可能性はある。
その他の注目選手
春に準優勝した大阪偕星学園はエースの姫野優也投手が142km/h記録、他にも142km左腕・光田悠哉投手や、大阪桐蔭の4番として活躍した田端良基選手の弟で強肩捕手として注目される田端拓海選手などが揃う。
募集停止中のPL学園も3年生と2年生の2代のみとなったが、ネイサングルラジャニ選手、椋本恵加選手、謝名堂陸選手など素質の高い選手が揃う。
近大泉州の渡辺巧選手は投げては143km/hを、打っても高校通算50本以上のホームランを記録している。大商大高の大西広樹投手は146km/hの速球を投げ、また主軸の森涼介も長打力のある選手。
公立では大塚高の村林一輝投手が180cmから141km/hの速球を投げ、大冠高の吉田大喜投手は174cmながら144km/hの速球を投げる。
コメント