九州国際大付・山本武白志選手が140m特大弾、7球団スカウト驚く

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 高校野球福岡大会では九州国際大付が登場し、筑豊との試合で4番・山本武白志選手が特大弾を放った。この試合には横浜DeNAや北海道日本ハムなど7球団のスカウトが視察した。

特大弾にプロスカウト高い評価

 この日は初回、1アウト1,2塁の場面で4番・山本選手が打席に入ると、フルスイングした打球はレフトスタンドを越し場外にある防護ネットに直撃した。推定130m~140mの特大ホームランだった。山本武白志選手は187cmのスラッガーで、昨年も2年生ながら古澤勝吾選手、清水優心選手に続く打者として甲子園でも6番を打っていた。

 その甲子園ではノーヒットに終わり、チームも初戦敗退と悔しい思いをしたが、新チームからは主に4番を打ってチームを引っ張った。このホームランで高校通算は21本と、それほどホームラン数が多いわけではないが、打席での雰囲気や当たったらどこまでも飛んでいくようなパワーがある。

 視察した7球団のうち、横浜DeNAは吉田スカウト部長が視察、「右打ちでスケールの大きさを感じるし、いい打ち方をする。何より最初の打席で本塁打というのは持っている証拠」と評価、北海道日本ハムの原田スカウトも「将来性のある長距離砲、中田翔ばりのパワーを秘めている」と話した。

 山本選手は1998年に横浜市で生まれている。右の大砲候補として横浜DeNAが獲得を狙う。

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山本の打球は左翼席を越え、場外にある防球ネットを直撃した。初回1死一、二塁で飛び出した推定飛距離140メートル、高校通算21号の特大先制3ラン。見守る7球団のスカウトを驚かせた。

巨人時代に父の盟友だったDeNA・吉田編成スカウト部長は「右打ちでスケールの大きさを感じるし、いい打ち方をする。何より最初の打席で本塁打というのは持っている証拠だ」と絶賛する。梅雨明けはまだ先だが、ムサシが2年連続の甲子園出場に向けて弾みをつけた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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