高橋純平投手、2回4奪三振も2失点に4球団スカウトが評価

高橋純平, 県岐阜商

 侍ジャパンU18代表はこの日、近畿大の1,2年生と練習試合を行った。注目の県岐阜商・高橋純平投手は5回から2番手として登板すると、2回を投げて3安打で2失点、しかし最速147キロの速球で4つの三振を奪った。

2回2失点4奪三振

 この日は先発でもなく、2回だけの投球だった。万全であれば先発を任されもう少し長いイニングを投げてもおかしくないだけに、まだ左足の影響は残っていると思われる。初回は無失点に抑えたものの2イニング目となる6回には大学生チームがバントヒットを狙ってくると、捕手前の打球に反応が遅れ2本連続でバントヒットを許した。1アウト満塁とされてライト戦に2点タイムリーヒットを浴び2失点、フィールディングや投球のバランスに課題を見せた。

 それでも最速は147キロを記録、2回で4つの三振を奪い大学生にバントヒットを決意させるなど、球威は申し分なかった。37球を投げ「日本代表として戻ってこられてよかった。ずっと投げていなかったので楽しかった」と話した。

 

4球団スカウトも評価

 このピッチングに視察した阪神、中日、福岡ソフトバンク、オリックスのスカウトも評価をしている。

○阪神・熊野スカウト:「まだ万全でない中、大学生から三振を取れる。能力が高いしあらためてすごい投手だと思った。担当スカウトとして僕の評価は変わらない。あとはみんなが見る試合で力のこもった投球を見せてくれればと思う」

○中日・米村スカウト:「守備はまだ足が十分ではないが、投げる方は心配いらない。スライダーもいいし角度がある」

○福岡ソフトバンク・山崎スカウト:「ボール自体はいいボールを投げているが、バント処理をみれば足が心配。力を入れるところは入れて状況を見て投げている」

○オリックス・由田スカウト:「足の状態は心配ですね。いい時と比べると左足に体重が乗らず、投球フォームが違っている。これだけ投げられるのは能力の高さでしょう」

 左足の不安は残っているものの、投手としての力は問題ない。左足の不安は時間が解決してくれるだろうが、今の状態でフォームを崩したまま登板して、腰や肘、肩を痛めてしまうことは避けてほしい。このU18ワールドカップでは、長いイニングは登板しない可能性もあるし、その方がよいようにも思える。

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2点を奪われた後の1死二、三塁ではこの日最速147キロの直球で5番打者を三振に。スタンドで見守った4球団のスカウト陣はあらためて高く評価。阪神の熊野輝光スカウトは「久々の登板で、大学生相手にこれだけ投げるのは凄い」と称賛し、中日の米村明スカウトも「足が万全になって、もっと下半身を使えることができれば150キロは出る」と話した。

エースナンバー18を背負うプロ注目右腕、高橋純(県岐阜商)が五回から2番手で登板。夏前に左太ももを痛め、7月21日の岐阜大会準々決勝以来、約1か月ぶりの実戦投球では2回4奪三振で2失点。直球の最速は143キロで「7-8割の力で投げました。もうちょっと左足に体重を乗せられるよう、修正していきたい」と課題を挙げた。


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