九州国際大付で今年の夏の甲子園で3本塁打を記録した山本武白志選手が、プロ志望届を提出する。また九州国際大付からはプロ注目のエース・富山凌雅投手や岩崎魁人捕手のバッテリーもプロ志望届を提出する。
巨人、阪神、横浜DeNAが興味示す
山本武白志選手は高校通算24本塁打も、今年の夏の甲子園では2回戦の大阪偕星学園戦で2打席連続ホームラン、3回戦の作新学院戦でも値千金のホームランを放つなど3本のホームランを記録した。昨年も清水優心選手や古澤勝吾選手などがいた打線のクリンナップの後を担うなど打撃には定評があった。
その山本選手は先日、プロ志望届に記入をしたという。「小学3年で野球を始めて、甲子園に出てプロになるんだという強い気持ちを持ってきた」と話した。父で巨人などで活躍し千葉ロッテの監督も務めた山本功児氏で、その時に二人で固い握手を交わしたという。山本選手は「お父さんがプロ野球選手だったから自分も目標にしてきた」と話す。
その山本選手には、和製スラッガーを探す巨人、阪神、それに右の大砲を探す横浜DeNAなどが興味を示しているという。プロ野球界は強打のサードが不足しており、その候補となる山本選手にはかなりの球団が注目しているとみられる。
27日からのわかやま国体に出場する山本選手にスカウトも大勢訪れそうだ。
バッテリーもプロ志望届提出
また九州国際大付ではエース・富山凌雅投手と岩崎魁人捕手もプロ志望届を提出するという。富山投手は14人兄弟として甲子園で話題を集めたが、最速142キロの重い速球を投げる左腕投手にはプロも注目しているという。
また岩崎捕手は山本選手の前の3番を打ち、大阪偕星戦でホームランを放つなど高校通算30本のホームランを放っている。元西武ライオンズのスカウト部長だった楠城監督から「お前なら目指せる」と言われプロを意識していたという。
九州国際大付からは昨年に清水優心選手は北海道日本ハムのドラフト2位で、古澤勝吾選手が福岡ソフトバンクからドラフト3位でそれぞれ指名されている。今年も大量指名なるか注目したい。
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