中京高・今井順之助選手「プロ一本」

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高校通算68本塁打を記録し、夏の甲子園注目のスラッガーだった今井順之助選手が、甲子園ではホームラン0本で姿を消した。

プロ一本

中京の今井順之助選手は、初回に1アウト1,3塁の場面で回ってきた第1打席でも、スタンドがわくほどのフルスイングを見せた。しかし追い込まれると外角の球をコンパクトに振りぬき投手強襲のタイムリーヒットとなった。しかし2回に2アウト満塁で回ってきた打席でファーストゴロに倒れるとその後はヒットが無く、常総学院の鈴木昭汰投手に抑え込まれた。

今井選手は1回戦の大分戦で2本の2ベースヒットを記録するなどしたものの、甲子園で打つと決めていたホームランを打つことができずに甲子園を去ることになった。今井選手は「これから野球をやる中で、なくてはならない経験。プロで甲子園に来て、絶対にホームランを打つ。」と話し、進路について改めて「プロ一本です」と話した。

課題もあるものの、それを大きく上回る魅力がある選手で、プロで飛躍する選手ではないかと思う。プロの選択肢は間違いないだろう。プロ球団も長距離を打てる選手はやはり放っておかないだろう。特にDHのあるパリーグでは福岡ソフトバンクや東北楽天、オリックスなどは高校生の長距離砲を常にマークしている。

プロではポジション的にも外国人選手との戦いになるだろうが、そうなるとやはり打撃のパワー勝負という事になる。大きな体の外国人選手に負けないほどの強烈なパワーを身に着けてほしい。

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第1打席の初球でミートを度外視するような豪快なフルスイングを披露。観衆をどよめかせた。元阪急の茂さん(57)を父に持つ主砲は敗戦にも「これから野球をやる中で、なくてはならない経験。プロで甲子園に来て、絶対にホームランを打つ。(進路は)プロ一本です」と涙はなかった。

2試合でノーアーチも、豪快な空振りで観客をどよめかせる場面もあった。「プロになって甲子園でホームランを打ちます」と元阪急の父・茂さん(57)と同じプロの世界を目指すことを明かした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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