明徳義塾・西浦颯大選手が満塁弾、盛岡大付・塩谷洋樹選手は大学進学視野

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甲子園大会も終盤に差し掛かっている。この日は明徳義塾の2年生・西浦颯大選手がホームランを放ち力を見せた。また盛岡大付の塩谷洋樹選手が2戦連続3ランに4安打と大活躍を見せたものの、甲子園を去ることになった。

全国1位の背筋力

明徳の西浦選手は中学時はU15の主軸を務め、清宮世代の大物として1年時より注目されている。今年2月には野球用品メーカーが行う体力測定で、全国規模で希望者が参加した中で背筋力270kgを記録し全体1位となった。驚異的なパワーを持っている。

その西浦選手はこの日、2回にセンターオーバーの2ベースヒットを放つと、6回には満塁ホームランを放ち、2年生での満塁弾は筒香嘉智選手以来となった。「がつんという感じ、気持ちよかった」と話す怪物候補は、これで甲子園でホームランを打つ魅力に憑りつかれるだろう。次戦でもホームランを期待したい。

意地の一発

盛岡大付の塩谷選手はこの日は初回にヒットを放つと5回、7回にもヒットを放ち鳴門と互角の戦いを演じる。しかしチームは8回までに突き放され11-5となり9回を迎えた。

9回、ヒット2本の場面で塩谷選手が打席に入ると、2戦連発となる3ランホームランを放つ。そのホームランで鳴門の河野竜生投手も動揺し、ヒットのあと四球を3つ許し2点差まで詰め寄った。しかし攻撃はそこまで、9-11で敗れた。塩谷選手はこの日は5打数4安打6打点の大活躍を見せた。

塩谷選手は高校屈指のスラッガーとして注目されていたが、今年1月にグラウンド外での不注意で右手を骨折しボルトが埋め込まれた。2か月間はスイングができなかったが、左手だけでティー打撃を行うなど休むことなく体を鍛え、高校通算53本塁打を記録するプロ注目のスラッガーとなった。

塩谷選手はこの日の試合後に「分かったのは、野球をもう1回やりたいということ」と話し、大学進学など上のステージでプレーする事を目指す。

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「ガツンという感じ。気持ちよかった」。2年生の甲子園での満塁弾は08年の横浜・筒香(現DeNA)以来。春夏通じて34度出場している同校では初の満塁弾だ。桁外れの背筋力。今年2月に、メーカーが高校球児の希望者を対象に実施した全国規模の体力測定で、270キロを記録し全体1位に輝いた。

塩谷は涙を見せなかった。「分かったのは、野球をもう1回やりたいということ」。このままでは終われない。甲子園はそんな気持ちにさせてくれた。大学進学も視野に入れ、次なるステージを模索する。

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