広島新庄・堀瑞輝投手がプロ注目投手対決で姿消す、プロ志望表明

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

プロ注目左腕の広島新庄・堀瑞輝投手は、同じくプロ注目左腕の木更津総合・早川隆久投手と投げ合い、9回6安打7奪三振で2失点と好投も0-2で敗れた。試合後にプロ志望を明言した。

プロ入りを確実にした甲子園

堀瑞輝投手はこの日、初回に甘く入った球を痛打されホームランを浴びる。しかしその後は左のやや横から投げられるキレの良い速球と変化球で無失点に抑えていく。7回先頭打者をヒットで出塁させると2アウトからタイムリーを浴びて2点目を失なったが9回を6安打7奪三振で完投し、早川投手とのレベルの高い投げ合いを見せた。

堀投手は左の技巧派として2年生夏にはエースとして登板し、霞ヶ浦の綾部翔投手(2015年横浜DeNAドラフト5位)と投げ合って勝利した。そしてこの春に球速を140キロ後半に伸ばすと、2度目の甲子園で成長した姿を見せ、関東第一戦で延長12回を1失点で完投すると、富山第一戦でも1失点完投し、この日も2失点で完投した。3試合30回を一人で投げぬき370球を投げ4失点に抑えた堀投手、まさにエースと呼べる存在だった。

今大会の投球でドラフト会議の指名を確実にした堀投手、この日の試合後に「考えていないけど、できればプロに」と話しプロ志望の意思があることを示した。9回2アウトでは142キロの速球勝負で空振り三振を奪った堀投手、「最後になるかもしれないと思った」と話し、高校3年間を締める最高の1球となった。

2016年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

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9回を6安打2失点、103球で完投。早川との左腕対決を2試合連続無四球で投げ抜きながら数少ない失投が明暗を分けた。2年連続出場で2勝を挙げて同校初の16強へ導いた立役者。進路については「考えていないけど、できればプロに…」と意思を明かした。

広島新庄のドラフト候補左腕・堀瑞輝(3年)は、初回1死から右翼席に先制ソロを浴びると、7回にも追加点を許した。7奪三振で6安打2失点。県大会準々決勝から6戦連続完投も8強入りはならず。それでも堀を含めたナインは、相手が校歌を歌う間も笑顔を絶やさなかった。甲子園での3試合で失策はわずか1。守りのチームができた背景にはエースの成長があった。

プロ志望届を提出する意向で「レベルアップしていきたい」と次のステージを見据えた。

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