プロ注目対決は早川隆久投手に軍配、プロも高評価で進路にも注目か

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木更津総合vs広島新庄は、早川隆久投手と堀瑞輝投手がともに先発し、プロ注目同士のガチ勝負となった。試合は早川投手が3安打に抑えて完封、2-0で制した。視察したプロスカウトは「上位で消える」と評価した。

2試合で2塁ベースを踏ませたのは1度だけ

これが1年時よりエースとして登板してきた早川投手の実力だろう。この日は最速141キロながらもストレートをコースにズバリと決め、打者が打たなさそうな所では甘い所でカウントを取る。また抜群の制球力のあるスライダーとツーシームを投げて打たせて取るピッチングを披露、初戦は13三振を奪ったがこの日は5三振に抑えて、99球で完封した。

これで早川投手は初戦の唐津商戦に続き2試合連続で完封、2試合でわずか5安打、2塁を踏ませたのは1度だけという驚異的な完封劇が続く。100球で完封を理想と掲げる早川投手は「自分の投球ができた。ホッとした気持ちです。甲子園で不思議な力をもらっている」と話した。

注目の進路は?

この早川投手は進学の可能性が高いものの、プロのスカウトも高い評価をしている。千葉ロッテの永野チーフスカウトは「完成度が高い。プロ志望届を出せば上位で消える」と絶賛しており、また早川投手も「右の外に逃げる球は、寺島投手や高橋投手にはないと思う」とBIG3と呼ばれる左腕投手を意識している。

昨年の秋田商・成田翔投手のように、プロに進路を切り替えるかもしれないし、今がプロ入りの時と思う。おそらくU18代表に選出されると思うが、そこでほかの候補選手と情報交換をする事になる。早川投手の今後の投球とともに進路についても注目度が高まっている。

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安定感のルーツは「砂浜」だ。学校のグラウンド横には3メートル×60メートルの枠に囲まれた砂場があり、毎日数十本ダッシュを繰り返し下半身を強化してきた。昨年、今年と2度のセンバツで計5試合を投げたキャリアも大きい。「経験を早めに積めたのでツーシームを覚えられた。右の外に逃げる球は、寺島投手や高橋投手にはないと思う」。姿を消したビッグ3の名前を出し、胸を張った。

投手としての理想は「100球での完封勝利」。この日は99球。イメージ通りに好投手・堀に投げ勝ち、同校を初の夏8強進出に導いた。ロッテ・永野チーフスカウトは「完成度が高い。プロ志望届を出せば、上位で消える」と絶賛した。

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