関西NO1投手と評価されている東洋大姫路の原樹理投手、これまで3試合に登板するもいずれも先発ではなく、ピンチの場面でリリーフとして登板していたが、兵庫大会5回戦の星稜戦で初めて先発登板した。
この日は、結果だけ言うと9回を完投して8安打2失点、奪った三振は5つという内容で5-2で勝利。本来の147kmのストレートは見られず粘りの投球を見せた。それには理由があり、3回戦の網干戦で右わき腹を痛め、昨日はピッチングができない状態だった。また7回には右足をけいれんしかかった。体調は万全ではない。しかし7回からはノーヒットピッチングを見せ、最後は危なげの無い投球だった。
ここまで8回1/3で3安打無失点、5回1/3でノーヒット無失点、3回1/3をノーヒット無失点と無失点を続けてきたエースは、万全な状態ではないがプロの評価は変わらないどころか、新たな面も見られむしろ上がっていくのではないかと思う。
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