花巻東、熊谷星南選手は日大、加藤三範投手は筑波大へ進学

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花巻東は高校通算30本以上のホームランを放った熊谷星南選手が日大に、141キロの速球を投げる加藤三範投手が筑波大に進学することが分かった。

夏岩手大会初戦敗退も

先輩の大谷翔平投手がプロで大注目される中で、花巻東高校は今年夏の岩手大会で、盛岡工にまさかの初戦敗退を喫した。しかし、選手たちの能力は高く評価され、千葉耕太投手が東北楽天の育成ドラフト1位で指名されると、平澤文太投手が中央大に合格、さらに熊谷星南選手が日大に、加藤三範投手が筑波大にそれぞれ合格した。

加藤投手は181cmの左腕投手で141キロの速球を投げ、その素質を評価されていた。また熊谷選手は4番を打ち高校通算33本塁打を放つ二塁手で、大学でも強打の二塁手として、京田陽太選手の抜ける日大に加わる。

共通する思いは今年夏の初戦敗退、熊谷選手は「野球での悔しさは野球でしか返せない。大学でその思いをぶつけるしかない」と話した。まずは日大・中大は東都の制覇、筑波大は首都リーグの制覇を目指し、いずれ千葉投手がプレーするプロの舞台で再び顔を合わせ、夏の初戦敗退を良い思い出にしてゆきたい。

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2年連続の甲子園を狙った今夏の岩手大会は盛岡工にまさかの初戦敗退。熊谷は「野球での悔しさは野球でしか返せない。大学でその思いをぶつけるしかない」と、高3夏の悔しさを糧に羽ばたく。

 

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