静岡高の146キロエース・村木文哉投手が筑波大へ

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静岡高校で1年秋からエースとして活躍し、2年春のセンバツで2完投勝利を挙げた村木文哉投手が、筑波大に合格したことが分かった。146キロの速球を投げプロも注目したエースが、首都大学の優勝を目指す。

球速プラス10キロ目指す

村木文哉投手は184cm82kgの本格派右腕で、静岡高校では1年生の秋からエースとなると、2年生春のセンバツでは立命館宇治、木更津総合戦でそれぞれ1失点完投勝利を挙げた。チームでは1つ上に堀内謙伍(2015年東北楽天ドラフト4位)、明治大の内山竣選手、法政大の安本竜二選手がおり、同学年に今年のドラフトで埼玉西武から4位指名された鈴木将平選手がいた。

146キロの速球を投げ、カーブ、スライダーなどを織り交ぜるピッチングは全国でも屈指の好投手として注目され本人もプロ志望だったものの、今年春は腰痛のために1試合も登板できず、進学の方針を決めていた。

筑波大へは「最先端のスポーツ理論を学びながら、抜群の環境で野球ができる」と希望をし、推薦入試に合格した。そして村木投手は「最終的には150キロ台中盤。プラス10キロが目標です」と話し、現在の146キロ+10キロの最速156キロ記録を目指すという。

筑波大は首都大学の強豪の一つだが、王者東海大とそのライバル日体大に加え、今年は佐々木千隼投手を擁した桜美林大が秋にリーグ優勝をした。帝京大、城西大と争う中で秋は5位に終わっている。それでも来年のドラフト候補、大場遼太郎投手や大道寺拓投手が140キロ後半を投げ、今年卒業しJR東海に進む木部拓実投手は153キロを記録した。ほかにも1年生の篠原涼選手など注目選手がいる。

村木投手はまずは体を作って強い球を投げられるようになり、佐々木千隼投手のようにエースとして実績を作っていけば、2020年のドラフト会議では1位指名候補にもなるだろう。今年指名されプロ入りした鈴木将平選手について「力を磨いて4年後、同じ舞台に立ちたいです」と話し、4年後にプロの舞台で肩を並べるように、成長を誓った。

静岡高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

筑波大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

もともとプロ志望だったが、疲労性腰痛で今春の公式戦に1試合も登板できず、進路を再考。「最先端のスポーツ理論を学びながら、抜群の環境で野球ができる」と筑波大への進学を決意した。

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