2017年ドラフト候補、高校生関東編

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2017年のドラフト候補紹介、今日は東京を除く関東の高校生編です。

2016年は

横浜の藤平尚真投手、作新学院の今井達也投手が東北楽天、埼玉西武からドラフト1位指名を受けた。またBIG3と注目された花咲徳栄の高橋昂也投手は広島のドラフト2で指名され、その他では、東海大市原望洋の島孝明が千葉ロッテの3位、花咲徳栄の岡崎大輔遊撃手がオリックスの3位で、明秀日立の細川成也選手が横浜DeNAの5位、つくば秀英の長井良太投手が広島の6位で、霞ヶ浦の根本薫投手がオリックスの8位で指名された。

注目選手

現時点でドラフト指名確実だと思われるのは横浜高校の増田珠選手と、東海大市原望洋の金久保優斗投手の二人か。増田選手は外野手として抜群の強肩を誇り、また豪快にホームランを打つ姿も素晴らしい。打席では楽しそうに投球を待ち、思い切りのよいスイングをする。基本的には中距離打者だと思うが、何が起こるかわからないような試合の流れを変えるような打撃が魅力だろう。

金久保投手は先輩の島投手をリリーフにして、先発を務めた投手。球速は147キロも関東大会ではスライダー中心で安定感ある投球を見せた。センバツのシミュレーションという事で、1人で612球を投げてスタミナも見せた。島投手がこのような好投手タイプからひと冬越えて体の大きさが一変している。金久保投手も同じようなトレーニングを積むことが予想されるため、春になりどんな球をなげるのかが非常に注目される。

強豪校

関東大会を制したのは夏の全国覇者・作新学院だった。主力が抜けたものの投げては大関秀太郎投手が安定感抜群の投球を見せ、打線ではプロ注目の俊足トップバッター・鈴木萌斗選手と、主軸の添田真聖選手がチームを引っ張る。ベスト4入りした前橋育英には142キロを記録する吉沢悠投手と、リリーフで143キロの勢いのある球を投げる丸山和郁投手が注目される。センバツ出場ギリギリのところにいる慶応高は、正木智也選手が関東ではトップクラスの長打力を見せる。

木更津総合の峯村貴希選手は184cmの大型内野手で、1年秋の明治神宮大会で大阪桐蔭の高山優希投手から先頭打者ホームランを放った。思い切りが良く、大きなスイングがあり、守備、足も注目される。ただし、早稲田大への進学の可能性が高いか。また山下輝選手も185cmの左のスラッガー。

横浜高で2年時からマスクを被った福永奨選手も期待したい。肩の強さはトップクラスで打撃とキャッチングの確実性を上げてゆきたい。捕手では東海大甲府の亀田啓太捕手、セカンドまで1.9秒台の方を見せ、高校時代は50校近くから誘いを受けた注目選手。東海大甲府では沖野谷翔太選手の俊足にも注目される。

常総学院には俊足で1年生からレギュラーを張る陶山勇軌選手と、昨年秋の関東大会で活躍を見せたものの、やや伸び悩んでいる宮里豊汰選手に注目したい。宮里選手は藤平投手から豪快なスイングでホームランを放っており、自信をつけたい。

その他の注目選手

横浜創学館の高橋遥陽選手は通算32本塁打の長打力が魅力、山梨学院の五十嵐寛人選手は元日ハムの五十嵐信一氏を父に持つ。遠投110mの強肩に50m6.1秒の足、そして長打力も見せる。山梨学院では182cmの栗尾勇摩投手も140キロクラスの球を投げる。

青藍泰斗の石川翔投手は関東屈指の速球派で146キロを投げ、昨年の今井達也投手のような成長を期待できる。プロ野球選手の誕生が続く花咲徳栄には1年時から注目された綱脇慧投手がいる。秋は慶応にノックアウトされるなどやや伸び悩みを見せているが期待をしたい。花咲徳栄では2年生で4番を打った西川愛也選手の長打力が光り、さらに1年生の野村佑希選手は期待の選手。

星槎国際湘南の本田仁海投手は180cmで線は細いが145キロを記録する。佐野日大の中山貴史投手は182cmの左腕投手、習志野の吉野海都選手は1年生から4番を打ち、中学時代は佐倉シニアでジャイアンツカップ優勝をしている。専大松戸には2年生の春に142キロを記録し、秋には147キロを記録したという川上鳳之投手がいる。東海大浦安の相川汰生吾選手も秋3試合で2本塁打のスラッガー。

東海大相模には中学時代に注目された安里海投手、鈴木海世投手がいるが、小笠原慎之介投手や吉田凌投手のようには成長できなかった。しかし素質は高い投手で最後の年の成長に期待したい。

2017年度-関東のドラフト候補リスト

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