春季高校野球九州大会は神村学園が優勝した。準優勝の鹿児島実は185cmの渡辺竜基投手が成長し2回戦から4連投し好投を見せた。
鹿児島対決
鹿児島対決となった九州大会決勝は神村学園が3-1で勝利、2年生エースの俵森大輔投手が前日に発熱し、3年生の青柳貴大投手が急遽先発した。最速133キロだったが、丁寧な投球で9回を投げて5安打1失点で完投した。
一方、鹿児島実は2回戦から4連投となった渡辺竜基投手が先発し、8回を投げて8安打も粘って3失点に抑えた。渡辺投手は185cmの右腕で最速は141キロ、この日も141キロを記録した。これまで先発は無く、昨年秋には秀岳館と練習試合で登板し3失点していたが、今大会準決勝の秀岳館戦では先発して9回9安打2失点で完投勝利した。
高校で野球をするつもりはなかったようだが、迷った末に野球部に入部すると、2年冬に走り込みで下半身を鍛え、球速も出せるようになった。185cmの長身右腕だけに、楽しみな素材といえる。
神村学園、10季ぶりV 西日本スポーツ紙面 2017/4/29
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