岩手にまた怪腕登場!大船渡高校1年・佐々木朗希投手がいきなり147キロ記録

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大船渡に怪物1年生が表れた。大船渡高校の佐々木朗希投手は、公式戦初登板をすると140キロ台を連発し、最速147キロを記録した。

1回1/3を無失点

大船渡は8回、4-3と1点差に迫られ、なおも2アウト2,3塁のピンチで、1年生・佐々木朗希投手が登板する。佐々木投手は186cm71kgの長身ながら細身な右腕だが、まずこのピンチを145キロの速球で三振に抑えた。

続く9回もストレートはすべて140キロ超で最速147キロを記録、結局1回1/3を投げてノーヒット3奪三振無失点の完璧なリリーフを見せた。ストレートは14球を投げたがすべて140キロを以上だった。

陸前高田から大船渡に

佐々木投手は大船渡一中時代に軟式で141キロを記録し注目された。しかし、花巻東や盛岡大付といった私学には進まず、「中学の野球が楽しくて。その仲間と一緒に甲子園に行きたい」と地元の大船渡高校に進学した。

2011年までは陸前高田市に住んでいたが、東日本大震災の津波により自宅が流され、大船渡に移り住んだという。

夢について聞かれると佐々木投手は、「プロ?今は考えていない。まずは甲子園に行くこと」と話した。佐々木投手が持つ夢は周りにも伝わる。佐々木投手の存在が、大船渡高校のチームメイトや監督にも「甲子園」というの夢を見させてくれる。そして佐々木投手を見た野球ファンやプロのスカウトにも、夢を見させてくれる存在となりそうだ。

岩手に、また怪腕が登場し、大谷翔平投手のように注目されていく投手となるのは間違いない。

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8回は1点差に詰め寄られ、一打同点、逆転のピンチで登場。「3年生のためにも0点に抑えたかった」と、145キロの速球で空振り三振に仕留めた。9回には自己最速の147キロをマーク。高校に入学して3カ月余りで、速球は常時140キロ台。スタンドはどよめき、驚いた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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