高校野球東東京大会では、二松学舎大付が東海大高輪台を9-1で下し、甲子園出場を決めた。東海大高輪台の147キロ右腕・宮路悠良投手は、0-8と点差の開いた3回途中から登板した。
甲子園出場できず
宮路悠良投手はこの日、すでに0-8と大きく点差が開いた3回2アウト2塁の場面で3番手として登板すると、5回に1点を失ったものの9回まで自責点0の好投を見せる。6回1/3で5安打2奪三振1失点(自責点0)と流れを引き戻そうとしたが、味方打線は1点しか奪えなかった。
宮路投手は中学時代から注目されいくつかの高校から誘いを受けたが、東海大系列で唯一優勝のなかった高輪台を「優勝させる」と入学した。147キロを記録しプロも注目する投手にまで成長したが、最後の夏は甲子園まであと一つだった。もし宮路投手が先発をしていたら、そう思いたくなる試合となった。
それでも宮路投手は「ここまで来られて楽しむことができた」と話した。将来について聞かれると、「大学進学してからプロという道も頭には入れているが、行けるならプロに行きたい」と話し、プロ志望届を提出する可能性を示した。
東海大系列の選手は、国際武道大、東海大などへ進学が決まることが多いが、宮路投手がどのような決断をするか注目したい。
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進路については「大学進学してからプロという道も頭には入れているが、行けるなら(高卒で)プロに行きたい」と思いを明かした。
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