履正社・安田尚憲選手の高校野球終わる、10球団が視察し阪神6人態勢

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高校野球大阪大会では、準決勝で大阪桐蔭と履正社が対戦し、大阪桐蔭が8-4で勝利した。履正社の安田尚憲選手にホームランは出ず、通算62本で3年間の幕を閉じた。

62本

この日の大阪桐蔭戦では4打数1安打で打点、ホームランは0だった。しかし1点差の7回、1アウト1塁の場面で打席に入った安田尚憲選手は、センター後方に大きなあたりを見せる。この打球を大阪桐蔭のセンターがフェンスにぶつかりながら好捕し、同点、逆転打にはならなかった。試合を終えて安田選手は、「甲子園に行きたかったという気持ちもありますけど、大阪桐蔭に対して120%出し切れた。悔いはないです」と話した。

大阪大会準決勝で敗れ、現在のところではU18代表などにも選ばれていない安田選手の高校野球はこれで終わり、高校通算本塁打は62本だった。安田選手はこの数字について「まさかそんなに打てるとは思わなかった」と話し、3年間を振り返った。

阪神6人態勢

この日は10球団のスカウトが視察に訪れ、阪神は和田SA、佐野統括スカウトなど6人態勢で視察した。畑山チーフスカウトは「ずっと逆方向に強い打球を意識してきたというのが出ていた。ホームランも積み重ねているし、守備も捕球が良かったし、しっかり成長した3年間でした」と話した。

また中日・米村スカウトは「緊張の中で積極的に打ったところは評価できる。プロに必要な逸材」と評価をした。福岡ソフトバンク・永山アマスカウトチーフも「春から順調にきている」と評価した。

進路については「監督と話をしてから決めたい」と話した。サンケイスポーツによると、安田選手は当初は進学希望だったが、現在ではプロ入りに傾いておりプロ志望届を提出する予定だという。

東の清宮、西の安田と注目され、大阪ではライバル・大阪桐蔭としのぎを削り、3年春にはセンバツ準優勝も果たした。この日の大阪桐蔭戦で抑えられるなど、もう少し磨かれる必要はあるものの、今夏は7試合で19打数12安打13打点3本塁打と、ドラフト上位候補選手としての実績は残した。

後はプロ志望届の提出、そしてドラフト会議を待つばかりとなる。

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ライバルに思いを託した今、安田が向かうのは次のステージだ。進路に関しては「監督と相談して決めます」と話した。関係者によると当初は進学希望だったが、プロ入りに傾いているという。今夏7試合で19打数12安打13打点、打率・632、3本塁打のスラッガーを視察した中日・米村スカウトは「緊張の中で積極的に打ったところは評価できる。プロに必要な逸材」と左の大砲にラブコールを送った。

ソフトバンク・永山アマスカウトチーフが「春から順調にきている」と逆方向に放った5回の左前安打を評価するなど、11球団のスカウトに成長を見せた。「レベルの高い大阪ですごく成長できた。最後の相手が大阪桐蔭でよかった」。プロ志望届を提出する方針の大砲は、次は小学校の卒業文集で書いた「プロ野球選手になる」という夢を追う。

高校通算62本塁打で終戦を迎えたが「まさかそんなに打てるとは思わなかった」と振り返る。この日も10球団のスカウトが視察。阪神は和田SA、佐野統括スカウトら6人体制で熱視線を送るなど、プロ側の注目度は高い。「今日の敗戦は悔しいですけど、プラスの方向に変えて、次のステップに生かせたら」と前を向いた安田。野球人としての挑戦はまだまだ終わらない。

整列では大阪桐蔭ナインに「甲子園で頼むぞ」とエールを送り、進路については「監督と話をしてから決めたい」と話した。

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