来年ドラフト候補の埼玉栄・米倉貫太投手が4回パーフェクト8奪三振、中日スカウト評価

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埼玉栄の2年生で来年のドラフト注目投手の米倉貫太投手がこの日、リリーフで登板し4回パーフェクト8奪三振の快投を見せた。

144キロ

米倉貫太投手は183cm78kgの大型右腕で、最速146キロの速球を投げ、ダルビッシュ有投手を育てた若生監督が1年時から期待をしており、ダルビッシュ2世と呼ばれている。

この日は浦和高校との対戦で5回まで0-0の接戦となり、6回からエースの米倉投手が登板すると、最速144キロの速球にスライダー、カーブも鋭く、9回までの4イニングをパーフェクトに抑え、8三振を奪った。チームのそのピッチングに引っ張られ4点を奪い4-0で4回戦に勝ち上がった。

夏の大会でもエースとして初戦の本庄東戦で登板し7回7奪三振の好投を見せたものの、2失点が響いて1-2で敗れ初戦敗退し涙を流していた。この日の投球に米倉投手は「手応えはある」と話し、若生監督も「完璧でしょう。ダルビッシュの2年時よりいい」と話した。

視察した中日の正津スカウトも「角度があって腕の振りより球が走る。来年は注目されるでしょう」と評価した。

来年のドラフトは高校生も豊作と言われ、投手でも倉敷商の引地秀一郎投手、明桜の山口航輝投手、大阪桐蔭の柿木蓮投手などの名前が挙がる。米倉投手も高校生トップクラスの投手として注目されていきそうだ。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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