国体高校野球、夏の覇者・花咲徳栄は大阪桐蔭に4-7で敗れた。この試合では西川愛也選手と野村佑希選手がホームランを放ち、最後のアベックアーチとなった。
育成でもプロへ
西川選手はこの日、2点を追う7回にランナー無しの場面で打席に入ると、ライトスタンドに「打った瞬間、入ったと思った」と話す会心の当たりのホームランを放った。しかし試合はその後、再び大阪桐蔭に突き放され「大阪桐蔭は攻守にスキがなかった」と強さを認め、高校野球最後となる試合を終えた。
「力は出し切りました」と、高校通算31本塁打、2年生で夏の甲子園で主軸を打ち、3年生で夏の甲子園優勝を成し遂げた。素晴らしい高校野球の3年間だった。
西川選手はドラフト会議について、プロ一本です。育成でも。選ばれた所でプレーしたい」とプロ入りへの強い思いを話した。横浜DeNAが高い評価をしているが外野手の選手は若手も含めて選手が多い。プロ志望届を提出している高校生ではトップクラスの力と実績があるが、何位で指名されるのか注目したい。
野村選手に託す
この日は大阪桐蔭に敗れたが、2年生の野村佑希選手と西川選手の最後のアベックアーチとなった。甲子園連覇は野村選手へ託し、西川選手はユニフォームを脱ぐ。夏の大会前にユニフォームを盗難されていたが、あれはどうなったのか気になるが。
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