昨年まで日本ハムでスカウトを務めた芝草宇宙氏が、出身の帝京高校の不定期で指導に携わる事が分かった。
帝京で3度甲子園、ノーヒットノーラン
芝草宇宙氏といえば、帝京高校で3度の甲子園に出場し、1987年夏の甲子園では東北高校戦でノーヒットノーランを達成したエースだった。その年のドラフトで日本ハムに6位で指名されると、プロ通算46勝の成績を残した。
その後、コーチやスカウトを務め、選手の獲得にも携わったが、昨年で退団していた。そして今年の春より、常勤のコーチではないものの、不定期で母校・帝京高校の指導をすることとなった。
帝京高校は2011年の夏の甲子園以来、聖地から遠ざかっている。当時は現在帝京五の監督をしている元千葉ロッテの小林昭則氏が投手の指導をし、山崎康晃投手などを育て、甲子園出場をしていたが、小林氏が離れると、素晴らしい素質ある投手がいるものの、なかなか大成できなかった。
芝草氏は投手育成が使命となりそうで、松澤海渡投手などを成長させてほしい。東東京の雄、帝京高校復活につながるか注目したい。
名門・帝京復権へ、OB芝草さん指導 西日本スポーツ紙面 2018/2/13
コメント