明秀日立、増田陸選手、芳賀大成選手が圧巻打撃

明秀日立, 細川拓哉, 増田陸, 芳賀大成

センバツ大会1日目、明秀日立の増田陸選手、芳賀大成選手の打撃は、他の選手から群を抜いていた。

強打と守備

1番ショートで出場した増田陸選手は、第1打席でレフトオーバーの当たりで3塁まで到達、その後、送球が乱れたのを見てホームを狙ったがそこでアウトになった。また7回にもレフトに2ベースヒットを打って出塁したが、その後、サードで走塁死、また守備でも3回にエラー、9回にもファーストへの送球を暴投し、2つのエラーを記録した。

それでも、スイングスピードは断トツで、打球の速さがピカイチだったし、足の速さも素晴らしかった。9回にはライト前にヒットを打ち打点を挙げ、5打数3安打1打点、守備でも追いつけそうにない球に追いつき、強い肩を見せる場面も多かった。

金沢監督も「よくやったというのと、しっかりしろといいたい」と話していた通り、空回りした場面もあったが、やはり持っている素質は素晴らしかった。

また、4番の芳賀大成選手も素晴らしい打撃を見せた。初回にセンターオーバーの2ベースヒットを打つと、3回にはジャストミートでレイトフェンス手前まで届く痛烈な当たりだった。今大会はボールは昨年夏ほどは飛ばなさそうな印象で、昨年夏だったらスタンドに入っていたかもしれない。

また9回にはセカンドからキャッチャーに入り、細川拓哉投手をリードした。肩も強い選手で、将来は強肩強打の捕手としての可能性を評価されている。

細川投手、苦しむも完投勝利

また、細川拓哉投手は、角度のある最速141キロの速球を投げ、この日では最も良い投手だった。それでも「緊張した」と序盤は制球が細かく乱れ、微妙にボールとなり押し出しをした。それでも中盤以降は制球も安定し、9回8安打6奪三振、4四死球で2失点という内容だった。

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思い切りバットを振って、ミスを取り返した。九回一死一、三塁で1番・増田が右前に同点打。3番・池田の中犠飛での勝ち越しを呼んだ。明秀学園日立が、記念すべき甲子園初勝利を刻んだ。

 「自分が走塁ミスやエラーをして、申し訳ない思いでいた。ベンチで『俺に回してくれ』と言っていた」

 増田は一回先頭で左越えに大きな当たりを放ち、送球が乱れる間に本塁を狙ったが、憤死。守備では2失策を犯していた。だが、気落ちはしない。チームが目指す“甲子園版フライボール革命”で逆転劇につなげた。

序盤は苦しんだ。兄・成也から15日に「楽しむ方がいい結果が出るよ」とLINEをもらっていたが、「想像以上に緊張した」。初回は押し出し四球で先制を許し、三回は味方が適時失策を犯した。

 「自分でモチベーションを下げていた」。自分を見失いかけていた時、金沢監督の言葉で目が覚めた。「とにかく腕を振れ!!」。ベンチにいる時だけではなく、マウンド上にいる時でも聞こえてくるゲキに、投球で応えた。

 五回以降は内野安打3本。この日の最速141キロの直球を主体に攻めた。九回に逆転すると、「最終回は絶対に抑えようと気持ちが高ぶった」。九回2死三塁は、1試合4発男・門叶を高めの直球で二飛に仕留めた。


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