明石商の191cm右腕・勝本樹投手が5回2安打無失点、阪神注目

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明石商の191cmの大型右腕・勝本樹投手が、春季兵庫大会準決勝の西脇工戦で先発し5回2安打無失点の好投を見せた。

投手に再転向

勝本樹投手は元々投手で入団したものの、左腕の加田悠真投手など好投手がいたため、打撃を活かすために野手に転向していた。しかし2年生の冬に再び投手の練習を始めると、長身からの速球は142キロを記録し、成長を見せた。

この日の西脇工業戦では142キロの速球に角度があり、5回を2安打無失点と好投を見せた。視察した阪神の熊野スカウトは、阪神が獲得した兵庫出身の才木浩人投手(須磨翔風)と比較し「勝本も肘の使い方が柔らかい。体が大きいし、将来が楽しみ」と評価した。

今年のドラフトでという事になると、指名があっても育成ドラフトでという事になるかもしれない。しかし、東洋大姫路から東洋大に進み、今年のドラフトの目玉となっている甲斐野央投手のように、将来大きく成長する可能性を秘める。

背番号3をつけて登板する勝本投手、今年の夏にどんな形で出場し、どんなピッチングを見せるのか注目したい。

2018年度-高校生-兵庫県のドラフト候補リスト
2018年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

最速142キロの直球に可能性を感じさせた。スタンドでは阪神とヤクルトが視察。阪神・熊野スカウトは、勝本と同じ兵庫出身で189センチの阪神・才木や、今秋ドラフト1位候補の185センチの東洋大・甲斐野を例に挙げて評価。「勝本も肘の使い方が柔らかい。体が大きいし、将来が楽しみ」。兵庫に出現した原石の成長を期待した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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