北星学園大付の143キロ右腕・杉村航大投手に、北海道日本ハム、オリックス、東北楽天が注目

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北星学園大付属で143キロの速球を投げてプロが注目する杉村航大投手が、春季北海道大会初戦となる札幌南陵戦で5回10奪三振の投球を見せ、視察に訪れた北海道日本ハム、オリックス、東北楽天の3球団のスカウトにアピールした。

最速は139キロ

北星学園大付の杉村航大投手は、本格派右腕投手として注目され、昨年秋に143キロを記録している。この日は初回に2つの三振を奪うと、5回を投げて10の三振を奪った。

この日の最速は139キロ、球速を抑えて制球重視で変化球を中心に投球した。5回4安打1失点の内容、4回に先頭打者に四球を与え、その後、スクイズで1失点をし、「冷静に入ろうとしすぎた。テンポが悪く40~45点」と満足いく投球ではなかった。

昨年は力で押す投球を見せ、強豪の東海大札幌を8回3失点に抑えて勝利するなどしていたが、その試合の翌日に肩が上がらなくなり乱調で敗れていた。このオフはスタミナをつける事と8割の力で投げ制球で勝負する事を磨いた。この日も、10三振のうち5つが見逃し三振で、「コースに決まっていた部分は良かった」と、この点については納得も見せた。

大学を経て

この日は北海道日本ハム、オリックス、東北楽天の3球団のスカウトが視察に訪れ、北海道日本ハムの白井スカウトは「元々スライダーはいいものがある。球速は出なかったが当然、夏までにひと伸びしてくると思う」と話し、これから伸びてくると評価した。

同校からはOBの山本大貴選手が三菱自動車岡崎を経て昨年のドラフト3位で千葉ロッテに入団している。杉村投手は「山本さんは社会人でも努力をして夢をつかんだ。僕はまだ力不足。大学に行ってさらに成長して将来はプロで投げてみたい」と話し、大学進学の道を口にした。

将来にプロ入りを目指すには、大学でも早い段階から注目され、登板の実績を積み上げる事で夢が近づく。そのためには高校3年生での投球が大きなものをいうかもしれない。この春、そして夏の投球に期待したい。

2018年度-高校生-北海道のドラフト候補リスト
2018年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

ひと冬越えた進化に、集まったスカウトも新鮮な印象を口にした。この日は日本ハム、オリックス、楽天の3球団が視察。日本ハム白井スカウトは「元々スライダーは、いいものがある。球速は出なかったが当然、夏までにひと伸びしてくると思う」と期待した。

 昨秋のドラフトでOB山本大貴(22)がロッテ3位指名を受け入団。社会人を経てのプロ入りに「山本さんは社会人でも努力をして夢をつかんだ。僕はまだ力不足。大学に行ってさらに成長して将来はプロで投げてみたい」と口にした。

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