弘前東に津軽の大砲と呼ばれる選手がいる。桜庭佑希也選手は高校通算44本塁打を放ち、この春に大ブレークしそうだ。
フルスイングだが広角にヒット
桜庭佑希也選手は176cmと上背は無いものの、体重は80kgまで増やし、ベンチプレスでは100kgまで挙げられるようになった。フルスイングが信条で、1年生の春から外野手として出場すると、2年生の秋までに38本塁打を記録した。
しかしフルスイングながら広角にヒットを打つうまさもあり、パワーをつけたこの春は、6本塁打を放って現在は通算44本となっている。自らも「春になってびっくりした。センターフライが頭を越える。打球の伸びが全然違う。50本は狙える」と話し、パワーが付いたことを驚いているという。
桜庭選手は「できることなら上の世界で勝負したい」と話し、プロ入りを目指している。50m6.0秒の足もあり、身体能力の高さもある選手で、プロのスカウトも評価も高くなるのではないかと思う。
まずは5月18日に開幕する青森大会で勝ち上がり、東北大会進出を目指す。青森では昨年夏の甲子園で2打席連続ホームランを放った青森山田の中沢樹希也選手がいる。佑希也と樹希也のホームラン対決が注目される。その先にはもちろん夏の甲子園出場の目標がある。大舞台でホームランを連発すれば、ドラフト候補として名前が何度も挙がってくる選手になる。
2018年度-高校生外野手のドラフト候補リスト
2018年度-高校生-青森県のドラフト候補リスト
県内有数の長打力が自慢だ。1年春から外野の定位置をつかみ、昨秋時点で通算本塁打は38本にまで到達した。バットコントロールにもたけており、広角打法で安打を量産。50メートル6秒0の快足も光る。冬には連続ティーなど1日500スイングをノルマに掲げ、肉体改造にも取り組んだ。ベンチプレスは80キロから100キロまで上がり、3月の対外試合解禁から6本加算して現在44発。「春になってびっくりした。センターフライが頭を越える。打球の伸びが全然違う。50本は狙える」と自らの成長ぶりに驚きつつも、自信を見せた。
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