花咲徳栄・野村佑希選手が52号本塁打、中日、広島スカウト「そうはいない逸材」

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開幕した春季高校野球関東大会、花咲徳栄の主砲でドラフト候補の野村佑希選手が、高校通算52号となるホームランを放ち、チームの勝利に繋げた。中日、広島のスカウトが高い評価を示している。

3安打3打点

専大松戸と対戦した花咲徳栄は、3-6と劣勢の3回、野村佑希選手が逆方向となるライトスタンドにホームランを打ち込んだ。腰の高さのボールを意識して逆方向へと運んだ。

「逆方向を意識して練習している」と話す野村選手、今年打った17本塁打のうち、約半数が逆方向へのホームランという事で、この日のホームランについても「イメージ通りに押し込んで打てました。」と話した。

初回にはノーアウト満塁からセンター前に軽打して2点タイムリーヒット、そして5回にも初球を振りぬいてセンター前に痛烈なヒットを打った。3安打3打点1本塁打、ドラフト上位候補という活躍を見せた。

スカウト陣も評価

視察した広島の苑田スカウト部長は「打ち方がいい。押し込むことができているので、飛距離が出ている。下半身にも粘りがある」と、押し込んでホームランを打てる打撃を評価した。

また中日の中田SDは「来た球を素直に打っているし、甘い球はほぼ確実に捉えている。」と話し、「そうはいない素材を持った選手。上位候補に十分入ってくる」と評価した。

右のスラッガータイプで、逆方向にも運ぶことができる野村選手、スラッガータイプの高校生選手では今年の候補でトップランクに入ってくる。ドラフトでは2位前後での指名が予想される。

1年生・井上選手も2ラン

花咲徳栄は野村選手などの活躍で14-9で乱打戦を制した。1年生で将来の主砲候補と注目される井上朋也選手も7番ライトで出場し、8回にライトへ2ランホームランを放った。

奈良・生駒ボーイズ時代に約10校から誘いを受けたが、昨夏優勝の花咲徳栄に進んだ。「80本くらいを目指してやっていきたいです」と話す井上選手、毎年のようにプロ野球選手が出てくるチームで、2020年のドラフト候補となりそうだ。

中日の中田宗男アマスカウトディレクターは「来た球を素直に打っている。そうはいない素材を持った選手」と評価した。

1メートル80、80キロの肉体から繰り出す思い切りのいいスイングが持ち味で「80本くらいを目指してやっていきたいです」と意欲十分。

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