明桜・山口航輝選手が130m弾、ソフトバンク除く11球団視察

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春季高校野球東北大会が開幕し、プロ注目の明桜・山口航輝投手が打撃で見せた。山形城北の183cm右腕・竹田葵投手は143キロを記録し花巻東を下した。この日は11球団のスカウトが訪れている。

130m特大弾

明桜の山口航輝選手はこの日、4番レフトで出場すると、5回ノーアウト3塁の場面で外角高めのストレートを振りぬいた。打球はライナーでフェンスを越え、芝生席の中段に飛び込んだ。推定130mの特大2ランホームランだった。

3回にも迫力あるスイングからフライを打ちあげると、高々と上がって相手外野手が見失い、その間の3塁まで走り抜けた。3打数2安打3打点の活躍だった。

昨年夏の秋田大会では、エースとして登板し、最速146キロの速球で見事にチームを甲子園出場に導いた。しかしその決勝で、右肩を亜脱臼してしまい、甲子園では登板はできないものの、打撃を活かすため外野手で出場している。この春も輿石監督は「夏に向けて他の投手を競わせたかった」と話し、山口投手の復帰登板の可能性は高くはなさそうだが、今大会の背番号を渡される時には、背番号1をもらいモチベーションを高めている。

この日は福岡ソフトバンクを除く11球団のスカウトが視察した。打撃も非常に素晴らしい。右の大砲として将来が期待できる選手だが、やはり投手としての力を見てみたい。今年の目標は甲子園で二刀流を見せる事、昨年のピッチングができれば、ドラフト1位にも入ってくる可能性がある。

183cm右腕がセンバツベスト8の花巻東を破る

またこの日は、山形3位で出場した山形城北が、岩手1位で出場し、センバツでベスト8まで勝ち上がった花巻東を、5-3で下して勝利した。

先発した竹田葵投手は183cm89kgという大型右腕で、最速143キロの速球を投げ込み、9回129球を投げて7安打6奪三振で3失点に抑え完投した。

チームは今大会は創部以来2度目の出場で、これが初勝利となった。山形中央や東海大山形、日大山形など強豪ひしめく中で、山形城北もこの夏は注目される。

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4番・左翼で先発し、3打数2安打3打点。3回1死には「打ち損じ」と、高々打ち上げたフライを右翼手が見失う幸運を見逃さず、三塁まで一気に陥れる貪欲さも見せた。会場に訪れたソフトバンクを除く11球団のスカウトをうならせたが、山口にとって今年最大の目標は「二刀流で甲子園の舞台に立つこと」だ。

山形城北のエース右腕・竹田が、センバツ8強の花巻東打線を力でねじ伏せた。序盤は制球が定まらず、3回までに3失点を喫したが、中盤から「インコースを突いて強気に攻めることができた」と最速143キロの直球を武器に抑え込み、129球7安打6奪三振の完投。最後の打者を空振りで仕留めると、思わず雄たけびを上げながら跳びはねて喜んだ。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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