侍ジャパン大学代表候補の顔ぶれと選出予想(投手編)

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昨日(6月8日)に発表された、2018年の侍ジャパン大学代表候補、その顔触れを紹介する。また大学野球選手権で活躍してこれから追加招集されそうな選手、そして、最終的に選手とされそうな選手を挙げてみる。

候補のメンバーは 侍ジャパン大学日本代表(2018)候補選手一覧

投手

顔触れ

注目の東洋大三羽ガラスのうち、甲斐野 央投手と上茶谷 大河投手が選出された。まあ文句なしで、代表でもエースとして活躍してほしい投手で、特に甲斐野投手はアメリカで行われる日米大学野球では、160キロを記録するかもしれない。メジャー予備軍にアッと言わせるような投球を期待したい。

上茶谷投手はリーグ戦の先発3連投の疲れ、そしてこれから戦う大学選手権の疲れが出てくるのではないかと思う。高校代表もそうだが大きな大会の後は、投手は結構ダメージが大きく、甲子園の後にU18代表で投げた投手は、大学1年目は肩や肘に痛みを抱えてくる投手も少なくない。そういう意味で、将来を考えて起用をお願いしたい所。

また、4年生では日体大の松本航投手に東妻勇輔投手、亜細亜大の中村稔弥投手、国学院大の清水昇投手、名城大・栗林良吏投手は順当に選ばれた。今シーズンはあまりよくなかったものの、終盤に投球を掴んだと言っていた東妻投手に期待をしたい、また大学として選手権大会に出場できなかった栗林投手は、この場がアピールの機会となるため、燃えていることだろう。

また左腕で小島和哉投手、佐々木健投手、飯嶋海斗投手の3人を選出した。飯嶋投手は左からの特徴のある投手で、リリーフなどで起用したい投手だろう。小島投手は中村投手、佐々木投手などと先発左腕のポジションを争う事になりそう。また、先発左腕では立教大3年の田中誠也投手と筑波大2年の加藤三範投手が入った。田中投手は六大学でエース格としての実績がある。加藤投手は181cm86kgの大型左腕として期待されている。

若山蒼人投手は187cmのサブマリンで、国際大会で一人は入ってくるタイプの投手。高橋礼投手のような活躍を期待したい。

そして明治大3年の森下暢仁はU18代表に続いての代表入りとなった。今年は154キロを記録、先発としてまだ1試合を完璧に抑えるようなピッチングができていないが、東京六大学の先発では筆頭だろう。東海大2年の小郷賢人投手は、154キロのクローザー。選ばれれば甲斐野投手とのクローザー争いが注目されるが、小郷投手の方が勢いで投げてくる所があり適正はあると思う。球威でも勝負をしたい。

追加招集

6月に選考合宿を行うのは2年ぶりで、2016年は投手では20人が参加している。現在16人なので、追加招集は4人程度となる。大会で活躍した投手が選ばれるが、候補として苫小牧駒大・伊藤大海投手、東北福祉大・椋木蓮投手、創価大・杉山晃基投手、慶応大・石井雄也投手、東洋大・梅津晃大投手、東海大・青島凌也投手、原田泰成投手、立命大・山上大輔投手、広島大・中田朋輝投手、九産大・浦本千広投手などが入ってくるかもしれない。

選出予想

日米大学野球は投手は9人が選ばれる。

リーグの力関係から、東京六大学、東都の選手が増えてくる事になりそうだが、亜細亜大の生田監督という事で、中村稔弥投手は外せない。また東都で見てきた投手で、國學院の清水投手と東洋大の3人は優位だろう。ただし、東洋大の3投手すべてを連れて行くというのは政治的に難しいかもしれず、甲斐野投手と上茶谷投手という事になりそうだ。

また東京六大学からも入るのは確実で、森下暢仁投手は入りそう、左の先発枠で小島投手と田中投手のどちらかを選出という感じだろうか。生田監督は制球力のある左腕が好きなので、制球力が決めてとなる。二人とも入ってくるかもしれないが中村投手とタイプが被るのでどちらかだろう。

日体大の松本投手も外せない投手だろう。東妻投手は合宿次第で、速球派のリリーフの中で制球力があるかが決め手となりそうだ。またセットアッパーとして飯嶋投手、慶応大の石井投手なども候補になりそう。

しかしながら9人という事で、最終的に予想するのは

先発 右:東洋大・上茶谷投手、明治大・森下投手、日体大・松本投手、国学院大・清水投手
先発 左 亜大・中村投手、早稲田大・小島投手
セットアップ、クローザー:東洋大・甲斐野投手、東海大・小郷投手、東海大・飯嶋投手

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