金足農の145キロ右腕・吉田輝星投手が1失点完投勝利、明桜・山口航輝選手は2戦連発弾

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高校野球春季東北大会2日目、金足農のプロ注目・吉田輝星投手が専大北上を9回1失点に抑えて完投勝利、また明桜は敗れたものの山口航輝選手が2試合連続ホームランを放ち、スカウトが注目している。

注目選手が活躍

金足農の吉田輝星投手は、制球はややアバウトだが力で押す145キロの速球が魅力で、秋田大会では1試合13奪三振などを記録している。この日の専大北上戦では先発し、最後まで崩れる事なく9回を3安打9奪三振で1失点に抑え、見事完投勝利を挙げた。最速146キロを記録した。

「初回の入りが悪くて50点ぐらい。裏にみんなが返してくれたので、今日はみんなのおかげ」と初回の失点を悔やんだものの、2回以降は完璧なピッチングを見せた。対戦した専大北上の中尾監督は元阪神のスカウトをしていたが、「うわさには聞いていたけど、いい投手やった。たとえるなら桑田みたいな感じ。制球、フィールディング、けん制。すべてのレベルが高くて、高校では見たことない。野球センスがずばぬけている。」と高い評価を見せている。

東北のドラフト候補投手としてプロも注目しており、この日のピッチングも12球団のスカウトが視察に訪れた。この投球を夏まで続けていければ、先が見えてきそうだ。

また、明桜はこの日、東北高校に延長10回を戦って6-8で敗れた。それでも前日に130m弾を放っている山口航輝選手が、この日もホームランを放ち2試合連続弾となった。昨日は11球団のスカウトが見守り、楽天の長島スカウト部長が「馬力もあるし、右に押し込めるのは魅力。中田翔タイプでスケール感は魅力」と打者として高い評価を受けている。

今大会はここまでとなったが、いよいよ夏に向けて、投手として本格的な投球を見せてほしい。

この他の試合は、聖光学院が延長10回の末、6-4で弘前工に勝利、羽黒と由利工は先発した両左腕が好投し2-1で羽黒が勝利、由利工は佐藤亜蓮投手は登板しなかった。八戸学院光星は7-4で、福島商は8-4で山形中央に勝利した。

2018年度-東北のドラフト候補リスト

吉田のすごさを際立たせたのは試合後に発した敵将の言葉だった。中日、巨人などでプレーした中尾監督は吉田の完璧な投球に思わず脱帽。かつての相棒を引き合いに出し、絶賛した。

 中尾監督 うわさには聞いていたけど、いい投手やった。たとえるなら桑田みたいな感じ。制球、フィールディング、けん制。すべてのレベルが高くて、高校では見たことない。野球センスがずばぬけている。

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