金足農の147キロ右腕・吉田輝星投手が帝京を5回8奪三振

高校野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

金足農業が創立90周年の招待試合を行い、帝京と対戦した。プロ注目の147キロ右腕・吉田輝星投手が素晴らしい投球を見せた。

5回8奪三振1失点

侍ジャパンU18代表の一次候補にも選出されている、147キロ右腕の吉田輝星投手は、伸びのあるストレートをテンポよく投げ込み、田中悠我選手などのいる帝京打線を寄せ付けなかった。5回を投げて8つの三振を奪い、1失点に抑えた。

4回は2アウトランナー無しから四球を与えると、その後にレフト線の当たりをレフトが捕球に手間取り、一塁走者が一挙にホームインした。このプレーに吉田投手は、「失点の場面はチーム全体で詰めていかないと。夏は1つのプレーで足をすくわれる」と話し、2アウトから不用意な四球を与えた事を反省した。

対戦した帝京の前田監督は「完全に抑えられましたね。直球に重たさ、伸び、威力があるんだろうね。制球もいい。素晴らしいや。思い切って振らせたんだけど、空振りが多かった。当たっても振り負けている。こりゃー苦戦だ。なかなか対戦できるレベルじゃない。甲子園でも評判になるような投手。あの投手を持っていると楽だね」と話し、素晴らしい投手を持つ金足農業を笑いながら羨んだ。

この夏で吉田投手の評価はAランク、ドラフト2位以内に入ってくるかもしれないし、可能性は高い。

2018年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

吉田 帝京相手に8個の三振は取れている方。自分の投球がしっかりできた。抑えられて自信になる。

 好投する一方で、反省も忘れなかった。この日唯一の失点は4回2死走者なしから。四球を許した直後の左翼線の当たりを、佐々木大夢左翼手(3年)が捕球に手間取り、一気に一塁走者の生還を許した。吉田は「失点の場面はチーム全体で詰めていかないと。夏は1つのプレーで足をすくわれる」と気を引き締めた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント