浦和学院・渡邉勇太朗投手が144キロ、健大高崎・山下航汰選手が72号弾など、ドラフト候補が夏に向けて

山下航汰, 渡邉勇太朗, 直江大輔, 高山遼太郎, 今里凌, 垣越建伸, 小林俊輔, 谷村然, 冨田冬馬

7月7日前後に開幕する夏の高校野球に向けて、今週は最後の練習試合を行うチームが多く、浦和学院は桐光学園と、健大高崎は松商学園と、水戸商は作新学院と、専大松戸は土浦湖北と、山梨学院は佐久長聖と練習試合を行った。

ドラフト注目選手

浦和学院vs桐光学園

浦和学院は7人継投で桐光学園と2-2の引き分け、プロ注目の190cm右腕・渡邉勇太朗投手は、1回で1失点をしたものの144キロを記録した。

桐光学園は先発右腕の2年生・谷村然投手が好投し、7回まで2失点に抑えた。そして8回からは同じく2年生で松井裕樹投手のようなフォームで投げる冨田冬馬投手が登板すると、2回を無失点に抑えた。

健大高崎vs松商学園

部内の暴力により1か月間の対外禁止処分となっていた健大高崎は、この日、処分が解除され、松商学園との練習試合を行った。

松商学園はプロ注目の直江大輔投手が先発したものの初回に3点を失い、そして3回、健大高崎の山下航汰選手が高校通算72号となるホームランを放った。逆方向となるレフトへ運ぶホームランだった。

山下選手は、昨年春のセンバツで2本の満塁ホームランを放ち、高校通算72号まで積み上げた。

試合は10-10で9回を迎えると、最後は健大高崎・高山遼太郎選手がサヨナラ2ランホームランを放ち、久々の対外試合を劇的に勝利した。

水戸商vs作新学院

水戸市民球場がリニューアルし、水戸商vs作新学院、常総学院vs作新学院の招待試合が行われた。水戸商の大砲・小林俊輔選手は6回、高校通算61号となるホームランを放った。ライトの場外に消えるホームランで、両翼93mから100mに拡張された球場も関係ない特大弾だった。新しい水戸市民球場の初ホームランだった。

試合は7回まで作新学院が3-2で1点リードの接戦を演じたが、8回裏に作新打線が爆発し9点を奪い、12-2で作新学院が勝利した。

専大松戸vs土浦湖北

専大松戸が土浦湖北と対戦し、5-4で勝利した。プロ注目の高校通算30本の左の大砲・今里凌選手はこの日は2安打、「今日は風が強かったので、打球が飛ばないと思い、低い打球を意識した」とヒットを狙いった。「大会まであと少し、いい状態です」と好調のまま夏を迎える。

山梨学院vs佐久長聖

山梨学院が2-0で勝利、144キロ左腕でプロ注目の垣越建伸投手は、この日は最速140キロ。それでも常時138キロ前後のストレートと、キレの良いスライダーをコントロールして投げ、7回3安打無失点の安定した投球を見せた。「課題だった連打を許さなかったし、出塁されても冷静に投げられた」と話し、夏の大会に入っていく。

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浦和学院は先発右腕の河北将太(3年)以下7投手の小刻み継投で、桐光打線を4安打2失点に封じ込めた。プロ注目の190センチ右腕・渡辺勇太朗投手(3年)は1回1失点だったが、直球は最速144キロをマークした。

高く舞い上がった山下の打球は、そのまま左翼フェンスを越えた。4点を追う3回先頭。松商学園のプロ注目右腕・直江大輔(3年)のスライダーを、逆方向へ運んだ。「レフト方向を意識して練習してきた。ホームランという結果が出て良かった」。優勝した春季関東大会決勝・日大三戦以来の高校通算72号に、充実した表情を見せた。

水戸市民球場のリニューアル記念として、水戸商-作新学院(栃木)、常総学院-作新学院の招待試合が行われた第1試合は水戸商-作新学院。6回表無死、水戸商の主将、小林俊輔外野手(3年)が右方向の場外本塁打を放った。

高校通算30本塁打で今大会注目打者の今里凌内野手(3年)は2安打と活躍。「今日は風が強かったので、打球が飛ばないと思い、低い打球を意識した」と、状況に応じたバッティングで勝利に貢献。「大会まであと少し、いい状態です」と、順調な調整をアピールした。

この日は最速140キロ。自己ベストの144キロには届かなかったが138キロ前後を連発し、スライダーのキレと制球力がさえた。「課題だった連打を許さなかったし、出塁されても冷静に投げられた」と、左腕エースは満足顔で7月7日に開幕する山梨県大会をにらんだ。


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