健大高崎はこの日、大越弘太郎選手、高山遼太郎選手にホームランが飛び出し、山下航汰選手も1番でチームに勢いをつける打撃を見せた。
強打爆発
春の関東大会で優勝したものの、その後、部内での不祥事が発覚して対外試合禁止処分となっていた健大高崎だったが、夏の大会初戦は打撃が爆発した。
初回、高校通算74本塁打の山下航汰選手が1番バッターで登場すると、ライト戦に2ベースヒットを打つ。するとチームは4盗塁やエラーも絡めていきなり5点を奪った。その後、高校通算41本塁打の大越弘太郎選手がホームランを放つと、4回には高山遼太郎選手が高校通算46号となるホームランを放ち、盗塁なども手を緩めずに5回で17点を奪い、コールド勝利をした。
この日は高山選手の父であり、広島カープのスカウト・高山健一スカウトも視察をし「自分の形で打てている」と評価した。また、横浜DeNAの河原スカウトは「打力は高校生トップクラス。タイミングの取り方がうまいし、打ちそうな雰囲気を持っている」と評価をしている。
高山選手は今年3月の練習試合解禁以降に31本塁打を放っている。7月にチームの処分が解除されてからも6試合で4本塁打を放ち、絶好調でこの大会に入っている。この大会でもホームランを量産しそうで、さらに注目されそうだ。
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175センチ、75キロと大柄ではないが、今年だけで31発を放つ急成長株。DeNA・河原スカウトは「打力は高校生トップクラス。タイミングの取り方がうまいし、打ちそうな雰囲気を持っている」。スカウトとして視察した父も、「自分の間合いで打てている」と評価した。
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