八千代松陰逆転サヨナラ2ランで敗れる、清宮虎太朗投手はプロ志望表明

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千葉大会ではシードの八千代松陰が初戦で我孫子東に敗れ、注目された清宮虎太朗投手の最後の夏が終わった。清宮投手には千葉ロッテが評価をしている。

マメをつぶし

八千代松陰の清宮虎太朗投手は146キロのストレートを投げる190cmの右腕で、プロも注目をしている。春は制球の課題が露呈し、この夏にどれだけの投球が見せられるかが注目されていた。

しかし、この日の約1か月前に指のマメがつぶれ、投球練習を始めたのは1週間前、だったという清宮投手、この日は先発を回避し、6回からリリーフで登板した。最速は139キロと本来の投球ではなかったが、6回、7回を無失点に抑えた。しかし8回に四球で許したランナーにけん制悪送球で2塁まで進ませてしまい、タイムリーヒットを打たれて1失点、そこで降板した。2回0/3で1失点という内容だった。

それでもまだ2-1とリードし9回を迎える。しかし9回裏、我孫子東に逆転ツーランホームランが出て2-3で敗れ、八千代松陰の夏は初戦で幕を閉じた。

この日は千葉ロッテの榎スカウトが視察し、清宮投手について「角度とスピードがある」と評価をした。清宮投手は「今は気持ちの整理がつかない。でも、この先はプロを目指したい」と話し、プロ志望を明らかにした。

190cmの146キロ右腕という事で素質はある清宮投手、しかし春までは課題がまだ多く、この大会の投球をチェックしたかったスカウトは多かったと思う。今後アピールするチャンスはなくなり、ドラフト会議では育成ドラフトでの指名という事になりそうだ。

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1カ月前に指のマメがつぶれ、この日まで登板できなかった。六回から登板した清宮は2-0の八回、四球で出した走者を牽制(けんせい)悪送球で二進させ、左前適時打を許して降板。2回0/3を1失点で、高校最後の夏が終わった。

 この日の最速は139キロで、視察したロッテ・榎スカウトは「角度とスピードがある」と評価した。清宮は「プロを目指してやっていきます」と前を向いた。

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