佐野日大・田嶋俊輔選手は「プロを目指したい。兄とは違うチームに」

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昨年のドラフト会議でオリックスにドラフト1位指名され、今年すでに6勝を挙げている田嶋大樹投手の弟で、181cmから140キロの速球を投げる佐野日大の田嶋俊輔投手が、プロへの思いを伝えた。

兄と違うチームに

この日、作新学院と対戦した佐野日大は、初回に9点を失い、5回コールド1-13で敗れた。初回はエースの田嶋俊輔投手ではなく、アンダーハンドの別府投手が登板したものの6失点し1回持たずに降板すると、田嶋投手が2番手で登板をしたものの、勢いづいた作新学院打線を止めることはできなかった。

「最初からいくつもりだった」と話した田嶋投手だったが、「調子が上がらなかった。万全の状態で投げさせたかった」と状態も良くなかったようだ。登板すると3点を失い、その後も失点を重ねた。4回を投げて8安打7失点という内容だった。

田嶋投手はオリックス・田嶋大樹投手の弟で、もともとは左利きだったというが、「なぜか左では投げられなかった」と話し、右投げの投手としてプレーしてきた。

「兄と同じ野球チームに入りたい」と小学校1年の時に野球を始めたが、「もしプロに入れたら、兄とは違うチームに入りたい」と話し、「プロを目指したい」と思いを込めて語った。

現時点で、ドラフトでの指名は難しいと思われる。兄のように社会人、または大学で体力、そして実績を積み、注目右腕投手としてオリックス以外のチームに入団したい。

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先発の下手投げ右腕・別府(3年)が1回もたず6失点で降板。「最初からいくつもりだった」と万全を強調したエース・田嶋(3年)だったが、後を受けた一回にさらに3点を失うと、その後も作新学院打線につかまり4回を8安打7失点。元阪神の麦倉監督は「(田嶋は)調子が上がらなかった。万全の状態で投げさせたかった」と悔しそうだった。

「兄と同じ野球チームに入りたい」と始めた小1から12年、俊輔は「もしプロに入れたら、兄とは違うチームに入りたい」。作新学院にコールド負けを喫したが、兄に追いつこうと必死に汗をかいた。

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