松商学園、直江大輔投手温存で敗退、7球団視察で進路は「プロ、大学で選択」

高校野球ドラフトニュース 2018年ドラフトニュース

松商学園はエース・直江大輔投手がベンチスタートさせたが、先発、二番手投手が5失点し、4回途中からエースが登板したものの、そのまま3-6で敗れた。

リリーフ登板も

エース温存と言っても、この夏の暑さを考えると、体力的にそうせざるを得ない所がある。この日の岡谷南戦では、16日の上田千曲戦で7回を完投した直江大輔投手をベンチに置き、保科投手を先発させたものの初回に2失点しマウンドを降りた。また2番手の坂井投手も2回に2失点、そして4回もノーアウト1,2塁のピンチとなったところで、エースの直江投手が登板した。

直江投手はこの回1点を許すと、味方も反撃は3点のみ、9回にダメ押しの1点を与え3-6で敗れた。次の準決勝では佐久長聖との対戦という事もあり、甲子園出場と、選手の体調を考慮するならば、エース温存は仕方ない選択だったかもしれない。

直江投手は6回4安打4奪三振1失点という内容で、8回には自己最速となる145キロを記録した。この日はプロ7球団のスカウトが視察に訪れ、その投球を注目した。

U18代表一次候補にも選出されている直江投手だが、その先の進路について、「監督と話して決める。プロ、大学どっちかの選択ができれば」と話し、はっきりと明言はしなかった。プロ志望の可能性もあり、今後、進路が注目される。直江選手はこの大会で評価を上げたと考えられ、プロ志望をすればドラフト会議では3位前後で指名されるのではないかと思う。

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佐久長聖との準決勝を見据え岡谷南戦は先発せず、2―4の4回無死一、二塁から救援登板。自己最速の145キロをマークするが、序盤の失点が響き、3―6で敗れた。進路については「監督と話して決める。プロ、大学どっちかの選択ができれば」と明言しなかった。

先発保科武範(3年)、継投した坂井陸人(3年)が3回までに4失点の誤算。4回途中から登板したプロ注目の右腕直江大輔(3年)は自己最速の最速145キロをマークしたが打線の援護がないままに散った。「流れを持って来る投球ができなかった。最後に取られた6点目が自分の甘さ」と、涙声で短すぎた夏を振り返った。

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