近大の付属・近大付と、大体大の付属・大体大浪商、大学と同じユニフォームを着る両チームエースは、大学生が投げている感じもした。
プロ注目左右腕
近大付の大石晨慈投手は178cmの左腕で、中学時代から世代トップクラスの左腕と注目され、テレビ番組でもプロと対戦を見せていた。130キロ後半の力強い速球を投げ、プロが注目する。また、大体大浪商の立石健投手も183cmの大型右腕で、大きなテイクバックから伸びのある142キロの速球を投げ、プロ注目の投手。
この日の直接対決では、序盤にお互いに失点し、2-2となるが、その後、力を見せ始め5回まで2-2が続く。6回に大体大浪商の立石投手が2失点すると、大石投手はその後、粘りの投球で失点を許さす、近大付が4-2で勝利し決勝進出を決めた。大石投手が9回9安打5奪三振6四死球で2失点、立石投手が9回8安打6奪三振2四死球で4失点という内容だった。
敗れた立石投手は、「一番負けたくない相手ですが、大石はいい投手。また上の舞台で対戦したい」と話し、将来の再戦を誓った。この日は、阪神、北海道日本ハムのスカウトが視察をしたが、立石投手は進路について、「いずれはプロに行きたい」と話し、進路は明らかにしなかった。
大石投手は甲子園出場を賭け、今度は大商大付属の大商大堺と決勝戦を戦う。左右のエースの投げ合いは、爽快で素晴らしいものだった。次の投げ合いが、大学のユニフォームになるか、またはプロ野球のユニフォームとなるかは分からないが、また見たいと感じた。
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