横浜高校、度会隆輝選手が勝ち越し打で決勝へ

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南神奈川大会の準決勝で、星槎国際湘南に9-8で勝利した横浜高校、1年生の天才打者・度会隆輝選手のタイムリーで勝ち越した。

天才打者

横浜高校は5回、同点に追いつくと、なおも2アウト1,2塁の場面で、1年生の度会隆輝選手を代打に送った。度会選手は、内角高めのストレートを痛烈の引っ張ると、ライト戦に勝ち越しの2ベースヒットを打った。これで3回戦の逗子開成戦から代打で起用されると、4打席連続でヒットを打っている。この夏は8打数6安打2打点と天才ぶりを発揮している。

度会選手は天才バッターと言われる。中学時代は佐倉シニアで注目され、テレビ番組では100秒間に15枚のボードを打ち抜くチャレンジを見事に成功させた。「1年生で優勝したい」と横浜高校に進学し、その横浜高校の勝利に大きく貢献している。日本ハムで活躍する横浜高出身の近藤選手を越える、ヒットを打つ天才として大きな期待がかかる。

この試合、初回に3点を奪われた横浜高校だが、3回に万波中正選手が変化球をうまくレフト前に運び、2点を奪って反撃ののろしを挙げていた。万波選手も、高校1年時に抜群の飛距離と肩で注目され、1年生で夏の大会にレギュラーで出場し、横浜スタジアムでバックスクリーンにホームランを放った天才バッターだった。その後、打撃のスランプに苦しむも、チームにとって大きな2点タイムリーだった。

そして万波選手はこの日、リリーフで登板し、140キロ後半の速球を投げおろした。2/3回を投げ1安打を許したものの、力で相手をねじ伏せた。

注目選手が集まる横浜高校だが、楽な戦いが続くことはない。それでも、及川雅貴投手など、将来が楽しみな選手が融合し、1点差で勝っていくことでさらに磨かれていく。度会選手もこれから3年間、すべて順風満帆とはいかないだろう。万波選手や斎藤大輝選手、そして横浜高校のOBが経験してきたことを経験すると思う。そこで悩み、アドバイスを聞き、さらに成長をしていく姿を見続けてゆきたい。

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父譲りの勝負強さだ。今大会はスタメンで公式戦デビューとなった2回戦で4打数2安打。3回戦からは4試合連続で代打で起用され、いずれも安打。現在、5打席連続安打中で、通算は8打数6安打で2打点。打率は驚異の7割5分だ。元ヤクルトの父・博文さんも、01年に代打で2割9分6厘の高打率を残してリーグ優勝に貢献するなど、勝負強い代打として活躍した。「チャンスに強い自信はあります」と胸を張った。

「先輩たちの夏を終わらせたくないという気持ちで打席に入りました」 これで代打成績は4打数4安打2打点。大会を通じても8打数6安打と大当たりだ。
 本職の二塁には主将・斉藤(3年)、公式戦初先発した2回戦で守った左翼にはプロ注目の長南(3年)がおり、外野には他にも万波(3年)らがそろうスター軍団。なかなか先発出場はできないが、代打としては文句なしの成績だ。

佐倉シニア時代、TBS系列「炎の体育会TV」で100秒間で15枚のボードを打ち抜くプロでも困難な挑戦に成功。巧打をいかんなく発揮する背番号14に、平田徹監督は「間違いなく代打の切り札」と言い、自身も1年生から出場してきたプロ注目スラッガー・万波も「練習から凄いので打つと思っていた」と一目置く。「自分の役割を果たすだけ。この先輩たちと甲子園に行きたい」。度会の言葉は力強かった。

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