甲子園1日目の振り返り

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始まった夏の甲子園、1日目から好試合、好プレーの連続だった。

夏の甲子園1日目の対戦カードと注目選手

藤蔭vs星稜

驚いたのは藤蔭高校の先発・吉村紘輝投手、チームのエースだったものの故障のために夏の大分大会はベンチ外だったという。187cm90kgの大きな体があり、球速も139キロまで記録した。まだプロという所まではいかないが、この投球をみていた大学、社会人の関係者も多いだろう。スケールの大きな投手として期待して見ていたい。リリーフしたエースの市川晃大投手も力のある球を見せた。また、4番の奥園颯選手が3安打を記録した。

星稜では1年生の内山壮真選手がショートで好プレーを見せ、打撃でもチャンスでライト戦に痛烈なあたりを見せた。2年後は小園選手クラスになっていそうだ。また1年生の寺西成騎投手が1イニングを投げ最速143キロを記録した。大型右腕でこちらも2年後が非常に楽しみ。2年生捕手の山瀬慎之助捕手も、盗塁を許してしまったものの強い肩を披露し目に留まった。

南保良太郎選手、竹谷理央選手はアッパースイングでフライが多かった。昨年の夏の甲子園は飛球を上げればスタンドに入ったが、今年は1日目にホームランは0本であまり飛ばなさそうで、この打撃だと今後も苦しむかもしれれない。

済美vs中央学院

済美は山口直哉投手が要所で140キロ超のストレートを投げられ、力のある投手だった。また1番セカンドの矢野功一郞が4安打を記録、今後の試合でも注目したい。

大谷拓海選手は3打数ノーヒット2三振、初回の犠牲フライはレフトフェンスぎりぎりまで伸びたが、大谷選手の力なら、甲子園ならフェンスを越えて欲しかった。その後の打席も低めのボール球の変化球を思い切りスイングし2三振、8回のチャンスの打席でも同じようなスイングで気になった。

中越vs慶応

中越は右の山本雅樹投手と左の山田叶夢選手が、左右のバッターが集まる打順によって交互に登板したが、山本投手は140キロのストレートに変化球も良く、山田投手も故障明けだというが130キロ後半の左打者のインコースのストレートは力があった。

慶応は生井惇己投手が制球に少し苦しんでいたが、持ち前のインコースへの球と粘りの投球で2失点に抑え、リリーフの渡部淳一投手は1回1/3をノーヒット2三振と完ぺきな投球を見せた。2年生捕手の善波力選手は視野の広さと鋭い送球も見せた。来年はドラフト候補としても注目したいが、大学進学となったとき慶応に進むのか父が監督をする明治に進むのかも気になる。

また両チームの遊撃手が活躍し、引き締まった試合を作っていた。中越の坂井翔太選手はダイビングキャッチなど再三好プレーを見せた。やや気になる点もあるが、さすがプロ注目遊撃手、動きの良い選手だった。また、慶応の宮尾将選手もショートで良いフットワークで捌き、打撃でも1番バッターとして3安打、9回にはサヨナラのセンター前ヒットで殊勲選手となった。おそらく慶応大に進むのだろうと思うが、次戦も注目したい。

夏の甲子園1日目の対戦カードと注目選手

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