旭川大高・沼田翔平投手がプロ志望を表明、中日など注目

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6日に佐久長聖戦でタイブレークの末に敗れた旭川大高の沼田翔平投手がプロ志望を明らかにした。

プロ志望の意思

延長14回のタイブレークの戦いから一夜明け、旭川大高校のナインは北海道へと飛び立った。プロ注目の146キロ右腕・沼田翔平投手は大会を振り返り、「最初から、いつも通り投げられた。もっとバコバコに打たれるかと思ったけれど、自分の武器であるアウトローの直球が通用し、ここまでやれるんだと分かった」と話した。

甲子園での投球については中日の八木スカウトが「投げ方が変わった」と話した。この春に右肩を痛め、故障をしにくいフォームへ矯正した。

沼田投手はプロ志望届を「出したいです」と話し、「つらいことの方が多かったが、最後こういう形になり良い3年間だった。育成でもいいからプロにたどり着きたい」と、入学時からの目標通りプロを目指す意志を明らかにした。しかし、大学進学も視野に入れながらプロ志望届提出期限までに最終的な決断をするという。

175cm65kgの体は大きくないが、最速146キロのストレートは伸びがある。ドラフト会議では下位、または育成で指名される可能性がある。伸びしろも大きく、成長が楽しみな投手で、今後のプロ志望、またドラフト会議での指名に注目したい。

2018年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
2018年度-高校生-北海道のドラフト候補リスト

「(プロ志望届を)出したいです」。大舞台を経験し、入学時から目標にしてきた夢を、改めて口にした。今春に右肩を痛め、ネット裏で視察した中日・八木スカウトは「投げ方が変わった」と印象を語ったが、最速は146キロと潜在能力は高い。今後は大学進学も視野に入れつつ、最終意志を固めていく。
 「つらいことの方が多かったが、最後こういう形になり良い3年間だった。育成でもいいから、プロにたどり着きたい」。175センチ65キロ。細身な背番号1は、胸を張って、帰路についた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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