聖光学院・衛藤慎也投手、3度の手術乗り越え146キロ、今後は大学で

聖光学院, 衛藤慎也

報徳学園に敗れた聖光学院のエース・衛藤慎也投手は、最後となった甲子園で146キロを記録した。昨年と今年春に疲労骨折による3度の手術を乗り越えた。

3度の手術

兵庫県出身の衛藤慎也投手は、中学時代は捕手としてプレーしており、尼崎市内のバッティングセンターに通うと、そこには小園海斗選手が良く来ていたという。

衛藤選手は聖光学院に転向すると、肩の強さを見込まれて投手に転向する。1年時から周囲が驚く球威を見せたというが、2年生となった7月に右ひじの疲労骨折で、ボルトを2本入れる手術をした。その後リハビリをして3年春のセンバツで3回1/3を投げるまで復活をした。しかし、その後再び右ひじの痛みが出て、手術を2度受けたという。「腕を振るのも嫌だった。もう辞めたいと思う時もあった」と衛藤選手は話した。

しかし、この日の衛藤投手は春に手術を受けたとはみじんも感じさせないストレートを見せ、球速は146キロを記録した。小園選手には3本の2ベースヒットを打たれたものの、5回の第3打席では146キロのストレートで三振を奪った。聖光学院のエースが見せた最高の投球だった。

試合後、「もっとやりたい気持ちはあるけど悔いはない。2年生には上を目指してほしい」と話した衛藤投手、進路については話さなかったが、大学で野球を続けてくれるという。右ひじは痛さは消えないのだと思うが、また投げる姿を見たい。

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高校入学後に投手に転向。速球派の反面、右肘は疲労骨折を繰り返し、昨年7月と今春のセンバツ後に2度の手術も経験し「腕を振るのも嫌だった。もう辞めたいと思う時もあった」というが、背番号1は甲子園で投げ抜く夢を追ってマウンドに戻ってきた。

中学時代は小園と同じバッティングセンターに通った。当時は捕手。「まさか投手と打者で対戦するとは…。全部の球種を打たれて、もういいやって思うくらい。次元が違った」。3本の二塁打を得点につなげられたが、3失点完投。勝負は楽しかった。「自分の力を出し切って打たれたから仕方ない」。今後は大学で野球を続けるつもりだ。


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