酒田南、191cm右腕・渡辺拓海投手と189cmスラッガー・伊藤海斗選手が活躍

酒田南, 伊藤海斗, 渡辺拓海

秋季高校野球山形大会では酒田南が山形商に11-2で7回コールドで勝利した。191cm右腕の渡辺拓海選手が投打に活躍し、189cmスラッガーの伊藤海斗選手も4打点の活躍。

BIGコンビ

二人が並ぶと本当に大きく感じる。この日は189cmの左のスラッガー・伊藤海斗選手が初回、1アウト2,3塁の場面で逆方向のレフト前に2点タイムリーヒットを打つと、3回にも1アウト2,3塁の場面でセンターへの犠牲フライ、5回にも1アウト3塁の場面でショートゴロを打ち、相手のエラーで1点と、4打点を挙げる活躍を見せた。

「逆方向に転がして打てた」と話した伊藤選手、しっかりとしたチームバッティングを見せると、鈴木監督も「初回は振り回さないで、きっちりと合わせて点を取りにいった。さすがだな」と話した。しかし、伊藤選手は「先っぽばかりで自分らしいスイングができなかった。甘いボールはフルスイングで捉えたい」と、フルスイングでの打撃を見せたいと話した。

そして、191cm109kg右腕のエース・渡辺拓海選手も力を見せた。夏までは140キロのストレートで押す投球だったが、この日はスライダー、チェンジアップなど変化球を140キロ前半のストレートと織り交ぜ、4回まで3安打3奪三振無失点と好投を見せた。しかし、「もっとアウトローを攻められるようにしたい」と、制球力に磨きをかけたいと話した。

また渡辺投手が打撃でも5回、1アウト1,3塁の場面で打席に入ると、左中間に3ランホームランを放った。これだけの大きな体があり、右のパワーヒッターとしても注目されそうだ。

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エース渡辺も負けてはいない。140キロ台前半の速球に多彩な変化球を交え、4回まで散発3安打無失点。地区予選からエース番号を背負い、「最初は真っすぐを多めにして、2巡目からチェンジアップやスライダーを交ぜて打ち取れた。浮いた球もあったので70~80点」と自己採点した。7番打者としても5回1死一、三塁から左中間へ豪快な3ランを放ち、9-0と試合を決めた。110キロの巨体を揺すってダイヤモンドを駆け抜け、「内角真ん中のスライダー。(バットの)芯だったので感触は良かった」と高校通算3号を喜んだ。

7-0で迎えた五回一死一、三塁。驚がくの一発が飛び出した。渡辺がインコースに甘く入ったスライダーを強振。打球は、あっという間に左中間フェンスを越えた。
「芯だったので、当たった瞬間(本塁打だと)わかった。あまりバッティングは自信がない。ベンチに戻ったら、みんなが驚いていた」
渡辺は1メートル91の巨体を揺らし、悠々とダイヤモンドを1周。推定飛距離120メートルの驚弾に、鈴木剛監督(37)も「体があるので、当たったら飛んでいってしまう」と苦笑いだ。
本職のピッチングでも、相手打線を寄せ付けなかった。最速144キロと球威抜群の直球で序盤から飛ばした。直球が狙われていると見ると、チェンジアップなどを混ぜて翻弄。4回3安打無失点、3三振を奪った。

プロ注目のスラッガー、伊藤海(2年)は「4番・右翼」で出場。一回に先制の2点適時左前打を放つなど4打点の活躍を見せ「点につながってよかった」。それでも1安打にとどまり、左の大砲は「甘く入ったボールをフルスイングで捉えるのが自分のバッティング。きょうはそれができなかった」と不満顔だった。


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