横浜高校の万波中正選手が、プロ志望届を提出したことが分かった。
甲子園後、進路は表明せず
万波中正選手は190cm88kgの体があり、中学時代から抜群の強肩と打球の飛距離に注目されていた。1年生の夏には横浜スタジアムのバックスクリーンを直撃するホームランを放ち、プロ関係者を驚愕させていた。
しかし2年時から打撃に悩みを抱えるようになり、今年夏の大会も直前までベンチ入りメンバーから外れる可能性もあった。それでも必死の努力でメンバー入りすると南神奈川大会でチームを優勝に導く活躍を見せ、甲子園でも4番を打った。
甲子園終了後には「終わったばかりで次のことは考えられない。これで野球が終わりではなくて、どんな形でも甲子園の舞台に立ちたい」と話し、プロ志望の意思は話さなかったが、平田監督と面談をして、プロ入りの意思を貫くことを決めた。すでにプロ志望届を提出しており、火曜日には公示されるとみられる。
今年の夏も横浜スタジアムのバックスクリーンに叩き込むなど高校通算40本の長打力、そして140キロ後半を記録する肩があり、身体能力が高く足も速い。課題も多いものの、複数の球団が注目をしており、プロ志望届を提出すれば、4位前後で指名される可能性がある。
横浜・万波中正がプロ志望届、高校通算40発二刀流 – 高校野球 : 日刊スポーツ 2018/10/7
今夏甲子園3回戦で吉田輝星投手(3年)率いる金足農(秋田)に敗れた直後は「次のことは考えられない」と話したが、平田徹監督(35)と面談しプロ入りの夢を貫く意思を固めた。
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